- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
口癖というのは、話す本人が無意識のうちに言葉を選択しているので、その選択の基準から、その人の価値観みたいなものが垣間見えます。
例えば、話の頭にいちいち「まー・・・」とつけて、「語尾には“・・・とか”“・・・みたいな”」を頻繁につけてボヤかす人は、自分に自信がないのかなぁ・・・と思います。
最近、気になったのは、自分でしゃべっておいて、最後の締めくくりを自分で笑って終わらせる人。
聞いている相手が笑う前に、全部自分で笑ってしまうのです。〔聞いているほうは笑えない〕
しかも、話の内容が本当に面白ければいいんですが、つまらない内容だったり、時には、笑えない悲惨な話題の時でも、こういう方は、最後に「ケラケラケラ・・・」と笑うのです。
もう、これが癖になってしまっているのでしょう。
一見、明るくて豪快そうな人に見えるけど、その実、やっぱり自信がないんだと思います。
人とのコミュニケーションが怖いのか・・・。沈黙が怖いから、まず先に自分で笑ってしまう。
見ていて痛々しくさえ感じます。
無意識にとっている自分の言動。
それが聞き手にどんな印象を与えているのか?
もう一度、点検してみたいものです。