日本では長らく、住空間を改築や改装することを「リフォーム」と呼んできましたが、ようやく建築空間を再生する「リノベーション」という本来のワードが定着し始めているのではないかと思います。 建築空間をある目的にあった計画により改築・改装し新たな空間へ再生することを「リノベーション」といいます。 そして、建築空間の用途まで変える(オフィスを住宅へなど)ことを「コンバージョン」といいます。
このコラムシリーズでは、私が手掛けているリノベーション事例より、快適空間へ再生するための一つのアイデアについて、いくつかお伝えしていこうと思います。
リノベーションの計画では、空間を拡大するということは必ずしも実現できることではありません。 既存空間の広さの中でより快適に住まう方法は? 私はよくその空間の中の「大きな壁面」を利用してその人のライフスタイルにあった必要な条件をデザインしています。
生活に必要な要素を大きな壁面を利用してコンパクトにレイアウトしデザインを考えることで、より快適な空間へバージョンアップすることができるのです。
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このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
「リノベーション(デザインリフォーム)」のコラム
リノベーションのためのショールームOPEN(2010/01/18 15:01)
リノベーションで快適に〜壁面を使う#2(2010/01/06 19:01)