- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
これは、ヤンキースの松井選手の人生の理念を物語る言葉です。
この言葉に照らして彼を見れば、彼の言動や行動は、すべてそこから始まっていることがわかります。
松井選手は、子どもたちの憧れの選手となれるよう、一挙手一投足に注意を払い、いつも彼らの視線を意識してきたといいます。
松井選手の父親は、ベトナムの学校に、ずっと奨学金を寄付してきましたが、松井選手はそこに通う子ども達の里親になりました。
「この星に暮らす者の責任と自覚」という生き方に恥じない行動をしてきたのです。
彼の人生理念が、選手として、また個人としてのあり方を作っているわけです。
一方、女子プロゴルファーの宮里藍選手の優勝スピーチの中でよく聞かれるのが、「プロのゴルフプレーヤーである前に、一人の人間として、尊敬されるような人になりたい」というコメントです。
トーナメント会場のギャラリーの前だけではなく、ゴルフコース以外のいかなる場でも、素の人間として尊敬されることを目指しているのです。
二人のコメントで注目すべき点は、プロスポーツ選手としての活躍にとどまらず、一個人としての自分のあるべき姿を「公言している」ことです。
人生理念を持つことは、仕事でも生活でも、生きる姿勢を一貫して保つ指針を持つということです。
みなさんは人生理念を公言していますか?