寝ても疲れが取れない原因は"邪気"?睡眠環境の見直し方 - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
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寝ても疲れが取れない原因は"邪気"?睡眠環境の見直し方

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「不眠や睡眠障害で悩んでいる人は、まずは布団やベッド、枕の邪気を取ってください。


睡眠環境を改善すると、よく眠れるようになります。」


不眠や睡眠障害で悩んでいる人は、日中に仕事に集中できない、ミスが多くなるといった日常生活の問題が起こります。


また、肩こりや頭痛などの不調やうつ病、動脈硬化、糖尿病などの病気リスクも上がります。


睡眠障害や不眠は、万病の元になる症状です。


そこで、睡眠障害や不眠の改善に役立つ方法をご紹介します。


今回は、布団やベッド、枕の邪気を抜く方法をご紹介します。


東洋医学で、邪気とは、


病気の原因になる悪い気


を指します。


睡眠障害や不眠に悩む方で、布団やベッド、枕に邪気が溜まっている人が多くいます。


私たちは、生活をする中で、さまざまな邪気が溜まります。


例えば、体を動かせば、疲労の邪気が体に溜まります。


また、パソコンやスマホ、電気製品を使うと、電気の邪気が溜まります。


食事で添加物に含まれる化学物質の邪気も溜まります。


このように、日常生活で体に溜まった邪気は、寝ている時に体からたくさんでます。


体から出た邪気は、布団やベッド、枕に吸収されます。


お酒を飲んだ次の日の朝、布団からもお酒の匂いがしますが、これはお酒の邪気が布団に吸収されて、それを感じているからです。


では、布団やベッド、枕に染み込んだ邪気は、勝手に抜けるか?


といえば、そんなことはありません。


何もしなければ、布団やベッド、枕に邪気がどんどん蓄積します。


そして、あなたの体よりも、たくさんな邪気が布団やベッド、枕に溜まります。


すると、眠る時に、布団やベットから邪気が体に返ってくるようになります。


体に邪気が返ってくると、体が緊張して眠れなくなります。


一旦眠ったとしても、寝ている間に邪気をもらうと、途中で目が覚めたり、寝ても疲れが取れないといった反応が出ます。


ですから、布団やベット、枕の邪気を抜くことは、とても重要です。


布団やベッドの邪気は、天日干しがおすすめです。


ベッドであっても、ベッドマットを立て掛けて、太陽に当たるようにすると、邪気が抜けやすくなります。


また、枕は枕カバーをこまめに洗うことがお勧めです。


シーツや枕カバーを洗う際に、匂い付きの洗剤を使うのは、やめてください。


匂い付きの洗剤は、化学物質の邪気が強いです。


シーツや枕カバーから揮発する化学物質の邪気を寝ている間にもらってしまいます。


また、枕は一年程度で買い替えることをお勧めします。

枕カバーがあろうと、邪気は枕本体に染み込んでいきます。


私たちは頭でいろんなことを考えたり、悩んだりするため、頭から出る邪気はかなり濃度が濃いので、枕はかなり汚れます。


これは、天日干しなどでも取れません。


他人の枕で寝ると、悪夢を見たりすることもあるくらい、枕の邪気は強烈です。


また、枕は低反発や特殊な素材はやめた方が良いです。


そういった枕は、化学物質を駆使して作られているため、化学物質の邪気で不眠になります。


そばがらといった、昔ながらのものをお勧めします。


そばがらであれば、中身を取り替えることができます。

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(東京都 / 鍼灸師)
有限会社 木村爽健 代表

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