感覚を鍛える - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

谷澤 史子
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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感覚を鍛える

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ビジネスによく効くファーストイメージ必勝法
WBCのおかげで日本全体が元気になったように感じます。

私も決勝戦は外出先で気になって何度も携帯でチェック。

優勝が決まった時は人目をはばからずガッツポーズでした。

私、小学生の頃は本気でプロ野球選手になろうと思っていました。
学校から帰るとグローブをバットにさして肩に乗せ
自転車を片手運転で男子たちが野球をしている土手まで行ったものです。
もちろんおやつは「ベースボールチップ」。
巨人軍の篠塚選手に憧れ、二塁を守り、3番バッターだった私。
いや、ほんと、結構活躍していたんですよ!


さてさて、今日はイチローの「持っている」発言がテーマです。

優勝が決まり、リラックスすたインタビューの中で
イチローが高揚した表情で

「おれ、やっぱり持っているわ。」

と言いました。

「持っている」とは?

実力?
運?

ぴあから出版されている

「幸せをつかむ イチロー262のメッセージ」


という本があります。

その中で

「ぼくの中でスランプの定義というのは、感覚をつかんでいないことです」

という言葉があります。

イチローが「やっぱり持っている」と感じたのは
「感覚」ではないかと思うのです。

ビジネスでも、「実力」も「運」も持ち合わせても
それを活かす「感覚」がないと最大限の結果を出すことができません。
いわば、「実力」という歯車と「運」という歯車を
かみ合わせる歯車が「感覚」なのかと。

イチローは実力は申し分ありません。
運だって持ち合わせています。


しかし今回のWBCではその歯車がかみ合わないことが
多く日本中がやきもきしました。

その歯車が「感覚」という歯車で最大限に動き
あの感動的な決勝の一本につながったと思います。


では感覚はどうやって鍛える(磨く)のか?

先ほどの本の中に、こんなことも書いてありました。


「ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行く
ただひとつの道」


「手入れをしたグラブで練習したことは、体に、かならず残ります。
記憶が体に残っていきます。」



一見パフォーマンスが低く見える些細な事、
面倒な事に日々手を抜かないことを怠らず重ねることが

「感覚」を鍛える(磨く)

こととイチローから
再認識させられた思いです。


スタイリングは

「センス」も「洋服」も持っていても「感覚」がないと
今一歩垢ぬけませんから!

日々勉強です!