- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
根本的な改善で
楽で綺麗な体を作る姿勢改善メソッド
YURUKU®ウォーク考案者ノリコです。
肩が痛く、
整形外科で、肩腱板断裂と診断されたと
おっしゃっていた方が
講座にいらっしゃいました。
肩のインナーマッスルには
ローテーターカフと呼ばれる4つの筋肉
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋があります。
これらの筋肉は、肩甲骨にある、
腕の骨の受け皿にあたる関節窩に、
上腕骨頭(二の腕の一番上にある丸い部分)を
引き寄せて、
腕が良い位置で動くようにしてくれる
靭帯のような働きをします。
その他の作用は以下です。
棘上筋は外転(腕を横に上げる)棘下筋は外旋(腕を外向きにひねる)・外転・水平外転(腕を水平に上げた状態で後ろに移動させる小円筋は外旋・水平外転肩甲下筋は内旋(腕を内向きにひねる)
この中の棘上筋の腱が断裂したということです。
棘上筋は、
肩甲骨の棘上窩(きょくじょうか)にあり、
肩甲骨の肩峰(けんぽう)と
肩甲骨の肩峰と烏口突起(うこうとっき)をつなぐ
烏口肩峰靭帯の下をくぐって
上腕骨頭(二の腕の骨の丸い部分)にくっついています。
激しいスポーツや怪我で切れることがある他、
以下のような原因があります。
腱板の動きが悪く、腕が上がりにくい方は、
上腕骨頭を上に持ち上げて
上げるようになってしまうため
屋根と上腕骨頭との隙間が狭くなり、
屋根に腱板が擦れてしまいます。
それが、
腱板が断裂する原因だと言われています。
下の画像の向かって左が正常
向かって右が断裂している様子です。
腱板の動きが悪くなるのは、正しい位置で使われていないから。
姿勢が悪く、
巻き肩のまま過ごされている方は
腱板の動きが良くありません!
棘上筋の作用である外転の動きは
肩が巻いたままでは無理があるのです。
そのままの姿勢で
筋トレやストレッチをしたら、
不要な負荷がかかり状態が悪化することも!
また、棘上筋は、
三角筋の補助の役割も担っているのですが、
腱板の動きが良くないと
バンザイの動きをした時に
三角筋だけで動いてしまうので
上腕骨頭の位置が上に上がり、
前述の屋根の下の空間が狭くなり
肩が詰まったような上げ方になるのです。
下の写真のモデルの方も
肘が過伸展する猿ウデさんで
上腕の位置が良くないため、
肩が詰まった腕の上げ方をされています。
棘上筋による補助が無いまま
三角筋を使い続けることも
腕の痛みの原因になると考えられます。
が棘上筋がくっついている箇所。
筋肉が付着する位置が
こんなに違っていて良いわけがありません
腱板は、一度断裂すると元には戻らないらしく
痛みが続くようなら手術だと言われています
PCやスマホを使うことが増えて
本当にストレートネックや
巻き肩の方が増えています。
日常が体を作っています‼️
姿勢のバランスを良くすることは
ひとたび体が理解したら
特別なことでは無くなりますので
どうか大切なお体を守ってください‼️
腕のねじれ取り動画と姿勢改善法を
過去ブログに載せているので
ぜひ続けてみてください。
学びたい方はこちらもお読み下さい。
3ステップ講座を2日で3講座受講された方の
お体の変化です。(同じ人です)
3ステップ目の講座
美腕(肩甲骨はがし)講座当日 前後の写真
美腕(肩甲骨はがし)講座当日 前後の写真
【講座インフォメーション】
下の記事に、リアルでの3ステップ講座で
どういったサポートをさせて頂いているか
書いています。
東京・大阪・福岡・広島・ZOOMの
開講予定を掲載しています。
福岡・広島、残席わずかとなりました。
パーソナル・コンプリートコース
動作のクセの改善に1年集中して頂くコース
11月生は満席となりました。
12月生の募集は10月になります。
姿勢改善グッズ
特許を取得し、その特許理論をもとに開発した
雪駄・インソール・ソックスを
意匠登録いたしました。
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- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。