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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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金融危機で、マイナス何%?

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える
これまでにQ&Aに投稿された方の中には、
この金融危機の中で、投資元本の5割〜6割減らしている方も
いらっしゃるようです。

リーマン・ショック後は、経済環境が激変して、
水が入ったバケツの底が抜けてしまったかのようです。

では、独立系FP事務所の相談者は、
今どんな感じなの?という点には、皆さん、ご興味が
あるのではないでしょうか。

もちろん、資産配分や投資時期は、個々の状況で異なりますし、
プライバシーもあり、具体的な内容等は明かせませんが、
平均的な方のケースで、
ざっくりと感覚的な数字を申し上げますと、

私の事務所では、一括投資をして持ち続ける
バイアンドホールド戦略の方は、
現時点で、投資元本のマイナス35%くらい、
ドルコスト平均法で積立投資を継続している方で、
投資元本のマイナス15%くらい、というイメージです。

この状況を考えると、確かに今は、厳しいですが、
投資・運用に、マイナス局面は、必要な要素で、
マイナス局面があることは、むしろ安心と考えています。

例えるなら、「よくしなる釣りざお」です。
「しならない釣りざお」は、一見頑丈そうですが、
負荷がかかり過ぎると、突然ボキッと折れたりします。

投資・運用の世界でも、絶対収益という考え方はありますが、
価格変動リスクを避けるため、信用リスクなど他のリスクを
取り過ぎてしまうことがあります。

長期投資で目指しているのは、大雑把にいうと、
10年〜15年で、投資元本の2倍くらいの地点です。

今は、大物が、釣り上がる前の「しなりきった状態」
と見ることもできます。

ただし、投資・運用の世界に絶対はありません。

これからの投資・運用に必要なのは、
過去の経験や知識だけではなく、
未来に向けた想像力やアイデアなのかもしれません。

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