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閲覧数順 2024年09月24日更新

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今月の「働く女性のための相談室」

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  1. 心と体・医療健康
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きょうは朝から涼しいかったですね。みなさまいかがお過ごしですか。私は先日、初めて大腸内視鏡検査と大腸ポリープ切除を経験し、現在節制生活中です。好きなものを飲み食いし、汗をかくエクササイズがこんなに恋しいとは。でもあと少しのがまんです。

 

さて、今月の『PHPスペシャル』での私の連載「働く女性のための相談室」は、仕事が雑な部下に関するお悩み。

 

実際のご相談でもよくあるのですが、上司と部下のコミュニケーションがかみ合わず、お互いにストレスになってしまうということ、あなたは経験ありませんか。

 

コミュニケーションがうまくいかないのは、たいてい説明不足か確認不足が原因です。

 

特に、日本人は「察して」という依存的な人が多いうえ、日本語も省略やあいまいな表現が多い。その代表が「きちんと」「ちゃんと」という言葉です。これほど主観的な言葉もないと思うのですが、指示や依頼の場面で実によく使われています。

 

でも、あなたの「ちゃんと」と私の「ちゃんと」は同じではないんです。だから、部下に何度「もっとちゃんとやって」と言っても、その中身を具体的に説明しないかぎり、相手は「ちゃんとやってるつもりなんだけど、何が問題なの???」となるわけです。

 

私は、仕事でわざと自分が不利になるようなことをする人はいないと思っているので、相手から思うような反応がなかったら、自分の説明が不充分ではなかったかとまず振りかえり、説明不足を詫びて、丁寧な説明を追加するようにしています。そうして自分なりに言葉とエネルギーを費やして説明しても伝わらなかったとき初めて、相手の理解力や能力を疑い、今後の関係性を見直します。

 

また、相手からの依頼や指示があいまいなこともよくありますが、その場合は、こちらから具体的に知りたいことを確認します。ここでヘンに気を遣って遠慮してしまうと、あとがややこしくなるだけなので、失礼にならないよう気をつけながらポイントを明確にして質問します。

 

上司からの指示があいまいだったり、ひどいときには丸投げだったり(注:パワハラの可能性大)したときは、堂々と内容を具体的に確認してかまいません。上司の職務怠慢を補ってあげるのですから、感謝してもらってもいいくらいのことなんだと自信をもちましょう。

 

謙虚なことと、遠回しでわかりにくい表現をすることはイコールどころか真逆のものです。相手のためを思うなら、具体的でわかりやすい説明や確認をすべきです。

 

そうは言っても、仕事なら業務や役割があるからまだ判断しやすいですが、プライベートの関係は素のつきあいになり自由度が高いぶん難しく悩ましいことも多いですよね

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