- 宮代 眞弓
- 洋菓子研究家
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
フランス菓子に影響を与えた王妃マリーレクザンスカは 彼女は美食王スタニスワフ・レクチンスキー公の娘ですお菓子のマドレーヌの由来はお教室でもお話しした通りポーランド王からの ルイ15世のはからいで一代限りのロレーヌ公となり自分のお抱え料理人を娘に当てがいその人こそルイ15世夫婦のパティシエを務めたのちパリ2区モントルグイユ通りに1730年パリで最も歴史のあるパティスリーを開きましたストレール↓こちら この画像は2005年に撮ったパリのお店の前の写真 ここのお店のスペシャリテが↓このお菓子
これね〜ワインの栓のコルク(ブション)の形をしているんです
ラム酒かける?って聞かれてビショビショ状態の 食べました〜お酒たっぷりで重みのある味でした〜一人で完食出来ませんでした〜(๑>◡<๑) でも〜今なら食べられる気がする〜(笑) ちなみにお菓子の名前は 『アリ=ババ』 お菓子に名前をつけたのはスタニスワフ レクチンスキー公ですよこんなお話が残っています ある日、レクチンスキー公は好物のクグロフが乾いてしまっていることに気づきましたワインをかけて食べるポーランドのお菓子を思い出したのかマラガ酒の入ったカラフェを持って来るように命じました公はご賞味されしばしお考えになりサフランを試してみよとご提案されました再びご賞味されましたがもっと完全なお菓子を作るようにお命じになりましたそして新しいお菓子が完成されパティシエのストレールがスタニスワフレクチンスキー公に新しいお菓子をなんと名付けるか聞くと当時お気に召して読まれていた本が千夜一夜物語だったのでアリ=ババと名付けられたと言うことです 余談ですが18世紀初頭に千夜一夜物語はフランス語訳されるんですね〜 今の時期このお菓子作ったら美味しいと思うな〜〜〜❣️食べたーい食いしん坊バンザーイ
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このコラムの執筆専門家
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