意図することの大切さ

　皆様はお買い物に行く時、

買うものを決めてお店に行きますか？それとも、お店の中をブラブラ歩いてみて、安売りになっているものや珍しいもの、心ひかれるものを見つけて、その場で買うものを決めますか？　

一般的にあらかじめ買うものを決めて出かけた方が、無駄遣いもせず、買い物にかかる時間も短くて済みます。どうしても必要なものの場合、メモをしたものを見ながら買うと、買い忘れもなく、無駄なものを二重に買ってしまうことも防げます。

今回この話題にしたのは、

うちの近所に先日、大型ショッピングセンターが新装開店したからです。オープン時間は入店制限がかかるほど人が押しかけ、特価商品はオープン30分後には売切れてしまうほどの賑わいぶりでした。多くの人が開店時間前から大行列を作り、お目当ての品を大量に買い物かごに入れた方々でレジもごった返しました。

こういう状態の場所に行くと、

平静さを失いそうになります。我先にと買い物かごに特価商品を入れる人を見ていると、自分も急がなくてはとあせって、必要以上に今買っておかなくてはという気持ちになり、他店より高い商品も勢いでかごにいれそうになりました。オープンして2日連続買い物に行ったため、妻は冷蔵庫の在庫がいっぱいなのに、3日目も特価の商品を買いに行きました。ほんの少し家を出るのが遅くなったため、ちょうど目の前で特価商品が売り切れました。買えなくて良かったなと思いました。自分が意図した通りの結果になったと感じました。

先日、柳井まつりがあったのですが、

その時も、妻はあらかじめここに行きたいという場所を決めていませんでした。すると、突然来客が来て、来客が帰ってから出かけると、お祭りのほとんどが終わっている状態でした。もし、どうしてもここに行きたいと意図していたら、来客に帰ってもらうこともできたはずです。やはり意図した通りの結果になったと感じました。

なにか欲しいものがあったら、

できるだけ具体的にイメージを思い浮かべておかないと、そんなに気に入らないけど、とりあえず使えればいいかという程度のものが目の前に現れることはよくあります。ランチのお店を決める時もそうです。和食がいいのか、中華がいいのか、洋食がいいのか、どんな雰囲気のお店がいいのかを具体的にイメージできる方が、自分の希望通りのお店にめぐりあえる率も高くなり、満足度もあがります。　

皆様も欲しいもの、やりたいことを具体的にイメージして、紙に書き出しましょう。意図した通りの結果がやってきますよ。