時間は少々かかりましたが、オーナーにも満足していただける案が完成しました。
擁壁が崩れた時は正直どうなるかと思いましたが、とうとう漕ぎ出すことができました。こうなるともう走り続けるだけです。
現場は擁壁の解体、足下の杭打ち、積み直しと段取りよく進みました。それでようやく一般的な敷地という状態になったわけです。
安心して建物本体の工事に取りかかれます。地盤が悪い為、建物自体にも当然杭は必要でした。全部で7メーターの鋼管杭を29本。結構な本数でしょ。でもこれで安心です。
その後も現場は順調に進んでいきました。
無事上棟。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 新
- (建築家)
- 納谷建築設計事務所
「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます
例えば「ここに窓が欲しい」と思う気持ちは、記憶の産物でしかありません。欲しい「why」を突き詰め、家作りで答えを出すのが僕らの仕事です。家への思いを遠慮せず話して下さい。楽しくて新しい家を一緒に作っていきましょう。※僕が納谷兄弟の弟です
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