どちらにも危機感がなかった? - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

照井 博美
オフィスシノワ 
岐阜県
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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どちらにも危機感がなかった?

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FP照井のつぶやき 小室哲哉氏逮捕に思う金融リテラシーの大切さ
おそらく、小室夫妻の場合、数年前にこのライフプラン・シミュレーション
をしていたら、収入の金額も莫大だけれど、支出は
それ以上のペースだったわけですから、数年後に赤字に転落する
ということは容易に把握することができたでしょう。

でも、そもそも、今後のお金の問題に対して
危機感を持っていなかったから今回のことになったわけで、
現状の問題を把握できなければ改善策もとれません。

相談にみえるご夫婦の場合、いくつかのパターンがあります。

1.おふたりとも、家計に関してしっかりと把握をされているケース
(あまり多くありません。)

2.どちらかがしっかりと把握をされている
(あるいは家計に関して重要だという問題意識を持っている)が、
どちらかはあまり家計の把握をしていない、どちらかというと
家計の把握は苦手なタイプで、把握をされているほうが、相手にも
もう少しその意識を持ってもらいたいと思っているケース

3.どちらも家計の把握は苦手、だが少なくともどちらかが
そのことを認識しており、どちらも苦手だからこそ相談しようというケース

4.家計を別々に管理しており、相手の収入や資産などを正確には
つかみきれていないケース。 できれば全部把握して、今後のために
自分が家計を自分が握っていきたい、と思われている方が相談に見えるケース

本当にこの仕事をしてみて、そのご家庭ご家庭によってさまざまなんだな、
というのが実感です。

この仕事を始める前には、漠然と、女性が家計を管理しているケース
の方が多いのかな、と予想していましたが、若干そういうケースのほうが
多いのは事実ですが、ほとんどかというと、そうでもない、
というのは意外な発見でした。