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- 照井 博美
- オフィスシノワ
- 岐阜県
- ファイナンシャルプランナー
麻痺していたとすると、パートナーであるＫＥＩＫＯさんは
その経済事情をどこまで把握していたのか、
あるいは全く把握していなかったのかわかりませんが、
もし把握できていたのなら、危機感を持ったでしょうし、
回避する方法もあったのではないかと思います。
芸能界の方の場合、収入の見通しに関しても、
その年によって変動があることを考えると、
たとえ現状の収入が良くても、継続性に関しては会社員の方以上に、
保守的に見積もることも必要となってくるでしょう。
シミュレーションの結果を見て、そのときはショックでも、
問題点が早くわかれば、具体的な改善方法を
見つけることはできると思います。
ひとにはそれぞれ得意なこと・不得意なことがあります。
おふたりには、音楽という素晴らしい才能、いえ、
素晴らしいなどという言葉では到底足りない、
類まれなる才能がありました。
そしてその才能ゆえに、ごくごく平凡な私達には
一生かかっても稼ぐことは不可能な収入があったのですし、
気が遠くなるほどの資産があったはずなのです。
