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交流会やセミナーに行くと、〇〇協会認定セラピスト〇〇団体整体師といった、聞いたこともない資格を山ほど名刺に書いた人に出会うことがあります。
で、あーだこーだと色々な資格の効果について話をされます。
でも、全然心に響かないんですよね。
順番違うよと思います。
そんな山ほど聞いたこともない資格を取る前に、国家資格を取らないと意味ないよと。
治療をしたいなら、東洋医学では鍼灸あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師という資格があります。
これは2年、3年と専門学校に行って国家試験を通らないといけません。
学力レベルは、看護師さんと同じか少し難しいくらいと言われています。
「そんな資格を取っても、意味がないから。」という方もいます。
これって、「東大行っても意味ないよ。」という、東大に行ったことのない人間の負け惜しみでしか無いんです。
東大に行って、それを言うならそうなんだと思います。
でも、行ってない人が言ってはいけないんです。
私は、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格を持っています。その技術を身につけた上で、気功の治療しかしません。
気功のほうが効果的だという自信がありますし、実際結果が出ているからです。
私は西洋医学のやり方でおかしいと思うことはたくさんありますが、医師の資格をとった人たちは勉強を一生懸命した人たちだと尊敬しています。
だからこそ、もったいないなと思うこともありますが。
民間資格をたくさん取る人は、おそらく自信が無いのだと思います。
名刺に書いてある資格の多さで、自信の無さをカバーしているようです。
残念ながら、そんなことをしても収入も上がりませんし、技術も中途半端です。
そんな自信のない人から治療を受ける人がかわいそうなので、この記事を書いています。
名刺に資格を書きまくる人には注意が必要です。
この記事で言っているのは、名刺に民間資格を書きまくる人について話しています。
単に趣味でたくさん資格を取っている方や、人知れず資格をたくさん持っている人を非難しているわけではありませんので、誤解しないでくださいね。
写真は台湾の森林鉄道 奮起湖駅です。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- （東京都 / 鍼灸師）
- 有限会社 木村爽健 代表
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