- 奈良 修次
- ナラ鍼灸院 院長
- 大阪府
- 鍼灸師 臨床検査技師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
妊娠を希望され不妊治療を受ける10人中9人が冷えを自覚しておられます。そのことから、冷えを解消するだけで妊娠を迎える患者さんは少なくありません。
妊娠成功は受精卵が子宮内膜に着床する時に子宮内膜下の子宮放射状動脈の血流が月経時の血流と比べて変わらないことが大前提で、血流が低くなると着床は上手くいきません。
一方、足の冷えは卵巣機能を悪くして、卵胞成熟を遅らせ卵子の育ちを悪くしますし、妊娠可動の2つの女性ホルモンの分泌を不規則にします。いずれにしても、卵巣の冷えは妊娠を希望する人にとって邪魔な存在であります。
この二つを問題解消に働く定義に基づいた不妊「臨床入浴」があります。
不妊症の「臨床入浴」の定義
半身又は全身を39~41℃の温湯で10分温め、下腹部温を約0.8~1.2℃上昇さえた後、さらに10分間の「安静保温」で体温効果を持続させ、終了時に発汗につり合う水分を補給する治療法。
着床成功と足の冷え解消法
着床成功は「着床の窓」(受精卵が子宮内膜に着床できる限られた期日)の準備が整わないと上手くいきません。また、足の冷えは妊娠メカニズムの邪魔、妊娠成功のキーは二つを解決する事にあります。
解決はつぎの様に
生理2日目から排卵予定まで毎日、排卵があり「着床の窓」(5~8日)の期間を毎日、この期間を不妊症バージョンの臨床入浴を実施します。
ただお風呂に入るのではなく、少し時間がかかりますが「入浴」「口腔温」「保温」からなる定義に基づいた方法が肝心です。
勿論、タイミング療法や胚移植との併用もお勧めできます。
更に、詳細なアドバイスを希望される場合は「メール相談」をご利用ください。
※上記方法は月経周期が平均28日の人の場合であって、実際にはあなた自身の月経周期に合わせて行う必要があります。
ナラ鍼灸院 院長 奈良修次
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