こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
夫との関係に行き詰まりを感じているとき、「与えること」が打開策になることが多々あります。
ですがクライアントさまの多くは
「私は既に充分過ぎるくらい与えている。これ以上与えるものは何もない」
とおっしゃいます。
与えるばかりですり減って、クタクタな感じが伝わってくることも多いです。
彼女たちが与えているときの共通点は
「自分らしさを封印してまでやっている」
ということです。
与えるって、本来嬉しい行為なのですが、彼女たちの場合、我慢の要素が濃いんですよね。
だから、夫との暮らしが苦しい修行という感じになってしまっているんです。
じゃあ、与えるって何なの?って話なんですけど、あなたが夫に与えるものは、あなたらしさがベースになっているんです。
つまり、あなたの魅力とか才能、個性と言われるものですね。
ただ
「私って、何も出来ない役たたずなんです」
という感じで自分の価値というものを認めていない人や自己嫌悪が強い人にとって、それは未知なる挑戦なんです。
だから、何をどうしたらいいのかわからなくて、自分らしさに蓋をしてまで相手に尽くしていくんですね。
与えるというのは、「あなたらしさを与える」ということなのですから、自分らしさを封印していては与えられるものが何も無いような感じがしてきます。
そうすると
「私って、何も出来ない役たたずなんです」
という思いが更に強化されていって、我慢や犠牲のスパイラルにどんどんハマリこんでいくことになります。
「与える」って、何かをしてあげることだけではありません。
夫がしてくれたことを、嬉しくうけとることだって「与える」なんですよ。
だってあなたが「ありがとう」と喜べば、夫は
「俺は妻を喜ばせることができる」
と自信や価値を受け取ることができますからね。
(「受け取る」という行為を通じて、あなたが夫に自信や価値を与えてあげたという見方ができますよね)
自分に鞭を打ちながら「すごい妻」や「立派な妻」になることが、与えることではありません。
与えてあげるのは、あなたの魅力や才能、個性です。
だから、あなたがあなたらしくいることがとても大切なんですよ。
そうすれば夫に与えたいものが見えてきます。
無理して別の誰かになろうとしなくても大丈夫なんですよ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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