- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて先般、東京都が、個人向けの国債、地方債としては、戦後初の「外貨建債券」を発行すると発表しました。
総額200億円のうち、その4分の1にあたる5000万豪ドル(約50億円)の発行を予定しているとのことです。
東京都は、今年7月に『東京国際金融センター』構想を発表しました。
その中で、個人金融資産について、預金中心から他の金融商品へ運用を拡大していく仕組み作りを掲げており、その具体的取組の一つとして、個人向け都債を、外貨建てで発行することにしたようです。
また名称も、今までは「東京再生都債」として発行してきましたが、国際都市に相応しい名称とするため「東京グローバル都債」に変更しました。
さて、気になる金利ですが、5年物で年3%程度を予定しているとのことです。現在の円建て債は、3年物で0.18%ですので、金利面では大きく上回ることになります。
為替変動はあるものの、将来の「円安リスク」に備えるために、外貨資産を持つことは有効だと考えています。
その意味においては、東京都が「外貨建債券」の発行に踏み切ることは、個人的には評価したいと思います。
諸条件は、11月に発表になるようです。一人1000豪ドル(約10万円)から購入できるようですので、興味がある方は、検討されてみてはいかがでしょうか。
それでは、今週も平和な日々となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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