- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
先日ある方から、「直感と科学」を大事にしなさいというアドバイスを受けました。
もう少し噛み砕いて言うと、
「人が直感で正しいや間違っていると感じていることは、だいたいあっている。大事なことはその直観力を磨くことと、その直感があっていそうか間違っていそうか、再現性を得るためにはどうしたらいいかという科学的なものの見方である」
ということです。
右脳と左脳をバランスよく使いなさいということですね。
では「直感」とはどうすれば磨けるのでしょうか?
「科学」とは何でしょうか?
直感力を磨くには?
私の私見ですが、直感力を磨くためには2つのことが大事だと思います。
・良質なインプットをし続けること
・アウトプットをすること
この2つによって脳を鍛えることによって直感力が養われると思います。
例えば、子供のころに漢字はどのように覚えましたか?
辞書で調べて(インプット)、ドリルに書く(アウトプット)ことをして、覚えて直感のレベルで書けるようになるというプロセスではなかったですか?
インプットとアウトプットのイメージはこのような感じです。
ではインプットとはなんでしょうか?
アウトプットとは何でしょうか?
例えば、
・本で読んだこと(インプット)を、実際の仕事で使ってみる(アウトプット)
・社外の人から聞いたアイディアを(インプット)、社内に合うように変えてそのアイディアを実行してみる(アウトプット)
・勉強会で得たこと得たことを(インプット)、実際に社内んメンバーにフィードバックする(アウトプット)
このようにインプットとアウトプットを繰り返すことで、反射的に「良いものはよい、悪いものわるい」という反射に近い「直感力」が養われるのではないでしょうか?
科学とは?
これは「論理性」「ロジック」と言い換えてもいいかもしれません。
つまり直感したことを、「なぜそう思ったか?」と考える力です。
このことによって「なんとなく感じたこと」を「人に説明できる」というレベルに噛み砕くことができると思います。
では論理性を持つためにはどんな視点を持ったらいいでしょうか?
それは「深さ」と「幅」を持って物事を説明するということだと思います。
深さとは何か?
それは現象がなぜ起こったかという因果を説明したり、その現象は本質的にはどんなことかを説明することだと思います。
幅とは何か?
その現象を説明するのに、抜けなくもれなく説明できるかということだと思います。
例えば、Aという商品が売れるという直感を持ったときに、
「深さ」何故売れるかという、その根拠を市場や製品の機能から理由を考える
「幅」とはその根拠である要素(市場、製品、そのほかにないか)を考える
ということが科学だと思います。
直感と科学、一見相反することですが、これをバランスよく行き来することができる能力を持っている人こそが、「プロフェッショナル」と呼べるのではないでしょうか?
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