- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
世界各地7月第一週の株価、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の騰落率を紹介します。
騰落率の対象は2014年7月4日÷6月27日です
(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等日を遡っています)
今週7月3日に、ニューヨークダウ工業株30種平均終値は17,068.26ドルを記録し、史上初めて17,000ドルを超えました。米国経済の堅調な回復と同日発表された雇用統計を好感したものです。
下図は、そのNYダウ(黄色)と先進国株価の指数である世界株価指数(ブルー)とエマージング諸国株価指数(紫)の推移です。期間貴2013年9月30日から2014年7月4日です。
グラフは、昨年末まではNYダウが上昇、それを受けて2月から先進国株価も上昇を始め、そして3月末以降はエマージング諸国の株価も上昇している姿に為っています。世界経済が米国の株価≒景気回復に牽引されて伸びたことが確認できます。
今週は世界各国で株価は順調で、オールカントリー指数は1.14%上昇しました。先進国の株価指数である世界株価指数は1.15%、エマージング指数は1.11%の上昇で先進国の伸びが新興国よりも上回っています。地域では、MSCIアジア・太平洋指数が1.28%の上昇、ヨーロッパのStoxx600は1.78%上昇、そして中東・アフリカ地域のブルンバーグGCC200指数は3.21%上昇しました。
★主要株価指数週間騰落率
先進国株価指数は、図で示されるように下落したものは3指数のみで、米国の景気回復、日本への期待等で上昇している国が多数です。
上昇1位は、ノルウェーOSE全株価指数で2.92%、2位はオーストラリアのATXで2.41%の上昇、3位はアイルランドのISEQ指数で1.98%でした。
下落したのは3指数で、東証リート指数が-0.62%、オーストリアのATXが-1.62%、イスラエルのテルアビブ100指数の-0.73%でした。
トップ同士の差は4.54ポイントでした。
シカゴのVIX(恐怖)指数は11.26から10.32へ低下しています。
新興国及びフロンティア諸国も上昇した指数が多数です。
イラク内戦で下落が続いた中東が大きく上げ、上昇1位はアラブ首長国連邦のドバイ金融市場総合で11.59%上昇、2位はカタールのQE指数で7.73%でした。3位は国際デフォルト問題で揺れたアルゼンチンでメルパル指数が3.23%上昇しました。
下落した1位はチェコのプラハPXで-5.01%、2位はポーランドのワルシャワWIG指数で-1.81%、3位はトルコのイスタンブール100指数で-1.22%でした。
トップ同士の差は16.6ポイントでした。
★10年国債利回り(長期金利)
欧米の株価上昇を得て、10年国債=長期金利の米国、英国、ドイツ、豪州、ニュージーランドの利回りは上昇(価格は下落)しています。
★商品先物価格及び商品指数
ニューヨークの金価格は小幅下落しています。原油は3市場とも下落、天然ガスはロンドンが-7.80%と急落しています。
日経商品17種は3週連続上昇しました。
文責
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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