14年6月27日今週の株価指数・商品先物価格・長期金利騰落率

世界各地6月第四週の株価、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の騰落率を紹介しま
す。
騰落率の対象は2014年6月27日÷6月20日です
(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等日を遡っています)
下図は、ヨーロッパStoxx600(黄色)とMSCエマージング指数(ブルー)、MSCIアジア太平洋指数の比較です。
先週まで快調に上昇を続けてきた。Stoxx600が今週下げています。
一方アジア太平洋指数は、4月後半から上昇を続け今週も上げています。エマージング指数の今週は若干下げています。




先進国の株指数世界株価指数が－0.38、特にヨーロッパのstoxx600が－1.70の影響でオールカントリー指数は－0.31%下げています。一方アジア・太平洋指数は小幅0.28%上昇しました。エマージング指数も小幅の0.22%の上昇でした。

★主要株価指数週間騰落率
先進国株価指数は一見して解りますように、殆どの国が下げています。上昇数は少なく、且つ小幅で、1位はナスダック総合指数で0.68%、次いで2位はオーストラリアのATXで0.51%、3位はシンガポールのSTIの0.38%上昇でした。

下落した1位は日本のマザーズで－3.37%、2位はポルトガルのPSI全体指数で－3.05%、3位はイタリアのFTSE MIBで－3.04%でした。米国株のゲラ期からシカゴVIX指数も10.86から11.26に上昇しています。
トップ同士の差は小さく4.05ポイントでした。



新興国、フロンティア国の動きは大きく、上昇1位は国際デフォルトがうわさされているアルゼンチンのメルバル指数で7.59%の上昇、2位はベトナムのVN指数で3.22%上昇3位はナイジェリアの2.57%です。



下落した1位はドバイ金融市場総合で－8.07%、2位はギリシャのアテネ総合で－7.35%、3位はカタールのQE指数で－5.12%でした。
トップ同士の差は、15.66ポイントありました。


★10年国債利回り(長期金利)
株価下落の影響から、ブラジルを除く日米欧の長期金利は下げて(価格は上昇)います、



★商品先物価格及び商品指数
先週に引き続きNY金、プラチナなど貴金属は小幅に上昇しました。銅価格も上昇しています。エネルギーは下がりました。トウモロコシは、豊作が確実視され－8.88%の下げになりました。




文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野　充 巨

FP学会　会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』