投資用マンションを売りたい人は今が売り時？？

このところ中古の投資用マンションの売買が多い。

やはり、不動産投資には流行みたいなものがある。

巷の大型書店には不動産投資の指南本が多く並べらている。

そのタイトルを見れば、簡単に儲かるのか？と思う。

サラリーマンでこうした投資をしている人は多い。

職場に勧誘の電話が頻繁にあれば、ついその気になって話を聞いてしまう。

また、将来の年金不安もあり、投資セミナーを聞き行くことも多い。

そのセミナーでは投資マンションの購入に関するものが多い。

こうした状況で投資マンションの市場、特に都内２３区は取引が多い。

中古の築浅のもの、しかも優良な物件は徐々に減っている感がある。

新築では儲けの部分からすれば、やはり少ないので魅力に欠ける。

しかし、中古であれば賃料と売値がマッチングすれば、魅力的なものになる。

となれば、過去に投資マンションを買った購入者はそろそろ売り時かもしれない。

１０年前後になれば、原価償却費用やローンの金利などの経費額も減ってくる。

購入時のころの所得税還付の額と比べると、１０年目以降は大きく差が出始める。

そうなると、節税効果は昔ほど無くなってしまう。

となれば、マンション投資の出口戦略を考える時期に来たと言えるかもしれない。

当方では投資マンションの売却をサポートしているが、概ね当初の査定額通りでの売却が決まっている。

極端な指値には断り続けていたので、結果的にはいい方向になっている。

投資マンションの出口戦略は難しい。

ただ、先ほどのように魅力が少なくなれば、「モノ」を入れ替えることも必要かもしれない。

となれば、売り時は今がベストかも…

投資マンションを持っているサラリーマンの方で「そろそろ売りたい」とか「売り時をどうしようか？」と思っているのであれば、是非、一度相談されてはと思う。

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