今週の主要株価指数・主要商品先物価格・長期金利週間騰落率(2014年4月11日/4月4日) - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年05月08日更新

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今週の主要株価指数・主要商品先物価格・長期金利週間騰落率(2014年4月11日/4月4日)

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世界各地の株価指数、商品先物価格及び商品指数の週間騰落率です。

★トピックス&地域別状況
下図は日本の3市場(東証1部、JASDAQ、マザーズ)の約半年(2013年9月30日~2014年4月11日)の騰落推移です。今年に入って下落率が大きいのがマザーズ指数(ブルー)です。9月30日以来で高値を付けたのが1月22日でその日の終値は9月30日に対して20%を超えていました。その後急落し2月主順には0%のレベルを割り、現時点ではマイナス18%になっています。3月未満の内に40%以上価格が変動しています。小型株が多い新市場での変動率(リスク)の大きさを認識の上投資を行ってください。
JASDAQ指数(紫)とTOPIX(黄色)は似たような経過をたどっています。9月30日から年明けまでは10ぇ近く上昇しましたが、1月下旬から2月初旬にかけて急落、9月末の価格まで戻った後は、小幅な値動きを続けています。

140411国内3市場の指数の変化

今週のオールカントリー指数は-1.87%の下落です。先進国株価が占める割合が大きい、世界株価指数は-2.26%と下落し、ヨーロッパのStoxx600指数は-3.07%の下落でした。
一方MSCIエマージング指数は+1.34%の上昇で、先進国・新興国が混じるアジア太平洋指数は1.34%上昇しています。

★主要株価指数週間騰落率
今週の先進国株価指数は、全面的な下落に為っています。捉えている指数の中で唯一香港のハンセン指数が2.19%上昇しました。
下落したトップ4はすべて日本が占めています。企業業績が良い中での下落、将来への期待が剥げてきたようです。1位は、マザーズ指数でなんと-9.80%の下落です。2位は日経225が-7.33%の下落、3位はTOPIXで-6.73ぇという大きな下げになり、4位も日本のJASDAQが-4.96%で入っています。東証リート指数は日本株に比べれば小幅の-1.12ぇの下落でした。
米国シカゴのVIX指数(恐怖指数)は先週末の13.96が17.03まで上昇しています。

騰落トップ同士の差は11.99ポイントと幅の大きな週でした。

140411先進国株価指数週間騰落率


新興国やフロンティア諸国の株価は、中東と中南米諸国が大きく上昇し、アジアでは上海総合数が突出しました。
上昇率トップは、首長国連邦のドバイ金融市場総合指数で4.79%、2位はブラジルのボペスパ指数3.50%、3位は中国上海総合指数で3.48%です。僅差でカタールのQE指数が3.45%で続いています。

下落したトップはチェコのプラハPX指数で-2.50%、2位はロシアのRTSIで-2.47%、次いで3位はコロンビアのCOLCAP指数が-1.50%でした。
トップ同士の差は、先進国よりも小さな、7.29ポイントでした。

140411新興国他株価指数週間騰落

★10年国債利回り(長期金利)
先進各国の株価の株価下落を受けて、多くの国債価格は上昇(利回りは低下)しています。
先週上昇した日本の長期金利も今週は変化率が5%を超えて低下しました。その他の先進国国債の利回りは低下しましたが、南欧のイタリアとスペインの国債利回りは上昇(価格は低下)しています。

140411主要国債利回り週間変化率


★商品先物価格及び商品指数
今週の商品価格、先週下げた天然ガスが上昇しました。また、ロンドンの非鉄金属も挙げています。日経商品17種は2週ぶりに低下しています。

140411主要商品先物価格および商品指数市夕刊騰落率


文責
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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