● フェイスリフトは老け顔を解決してくれるのか?
こんにちは。加藤ひとみです。
わたくしが初めて自分も老ける=オバサンになる
という、この当たり前の現実に気付いたのは
30代後半の頃。
年齢はいつだろう・・・38歳くらいだったと記憶している。
ハリがあった目の下に袋状のものができ
それの下に暗い影が出来・・・
涙袋(なみだぶくろ)というものがあるが
目袋は名前が似ていても、その持つ意味は雲泥の差。
涙袋はタレント目ともいう(自分でつけた)。
それに対して、目袋は老化とともに現れてくるものであります。
わたくしは生まれながらに涙袋というものがなく
目の下はツルンとしたタイプ。
もともと目鼻立ちがハッキリしている方ではないので
顔全体がツルンとしているね、と友達からよく茶化されたものである。
「平安美人の現代ブス」は
中学生の時に同級生のバカ男子に言われた言葉。
今となって思えば、ツルンとした顔はいいんだよ、
と思うのだが
当時のわたくしとしては、メリハリのある女友達の顔を見て
羨ましいと思ったものでありました。
もっと目が大きかったら・・・もっと鼻が高かったら・・・
と男子にチヤホヤされている「AKB48」のような女の子たちをみて
どれほど羨ましく思ったか・・・
だいたいですねぇ~中学生くらいの男子ってあからさまなんですよね。
可愛い子とそうでない子に対する態度があからさまに違う。
可愛い女子の方もそれは十分承知していて
そのような男子の態度に
「あぁやっぱり私って可愛いのね!」
とさらに自覚をし自信を付ける。
そんでもって自信が付いた分さらに可愛さに磨きがかかり
デビュー当時の倉木麻衣のような髪型の工夫をこらし
ますます学級内で光輝く存在になっていく・・・
あ~脱線しましたねぇ。
ま、そんなかんじで若いときというのは、
肌の張りツヤ、これは当たり前なので
30代後半に「ドカン」とやられるワケなんですわ。
いつまでも若いと思っていたら大間違い
と誰かに後ろから思い切り頭をなぐられたような衝撃、
それを嫌というほど味わったのが30代後半。
それは忘れもしない・・・
その日わたくしは脱衣場で裸になって、
そこにある鏡にマジマジ自分の顔を映した夜。
その時自分は確信しましたね
「間違いなく老化している」
と・・
その時、背筋が寒くなったのをハッキリ覚えております。
絶望・・・
大袈裟でもなんでもなく、本当に絶望感に襲われた。
その後、ネットで情報収集を始めました。
老け顔をなんとか改善できる方法はないか?
しかし出てくるのは、美容整形の文字ばかり。
特にたるみで検索すると、上位にでてくるもののほとんどが
フェイスリフトの宣伝ばかり。
これでは、
老け顔は美容整形(フェイスリフト)をしなければ
解決しませんよ~と暗に洗脳されているようなもの。
フェイスリフトね・・・うん分かった。
それで解決するなら喜んで受けよう。
でもね、それで万一、顔面麻痺とか起こったらどうなるのだ?
顔ですよ顔。そこにメスを入れるんですよね。
医者って失敗しないって断言できるんですか?
顔に傷が残りでもしたらどうなるんでしょうね?
そのようなリスクは・・・?
リスク
フェイスリフトのリスクに関して、
これまたネットで情報収集を火になって始めた。
しかし・・・でてこない。
リスクや実際の失敗例をきちんと報告、
そして警鐘を鳴らしてくれているような所はその当時皆無だった。
きっと今でもないでしょう。
営業妨害とクリニックに叩かれる可能性もある。
あれだけ大きな組織から袋叩きにあったらどうなる?
だいたい、麻酔して手術するからには
失敗が全くない、ということはありえないんですよね。
しかし、そのような症例を説明しているようなところはない。
結局、老け顔に悩む人は、メリットだけしか知らずに
手術を受ける羽目になる。
この手術さえ受ければ私は老け顔にサヨナラできる、
この苦しみから解放される・・・・と。
でもですね、パンとハリがでていたのは、
術後の腫れが残っている間だけ。
ようするに腫れをハリだと勘違いして「あ~若返った」と。
その後半年越えたら、腫れも治まり、本来の仕上げを見ることになる。
その時、あの~若返ってますか?わたし・・・
ということになることがどれだけ多いか!
痛い目をして、大金を投じて、エネルギーを使いまくって。
しかも生え際には傷がしっかり残り。
それでも美容外科のフェイスリフトが大盛況なのは、
やはり自分で努力して若返る方法を知らないからなんですよね。
人任せ
人になにかをしてもらってその対価としてお金を払って
若返らせてもらう、
その方法しか知らない女性がほとんどなんですよね。
わたくしだってそうでした。
だってフェイスリフトしか方法はないんですから。
その当時はどれだけ探しても、
理論立ててきちんと若返る方法を教えてくれるようなところは
見当たらなかったですね。
それとともに
老けゆく自分に対する精神的なケア。
その術さえ知らない。
老けたら仕方ない。
お金があって勇気ある人は「手術」したらよい。
しかし、大半は「老けるのやだけど手術はイヤなんだよね~」と思い、
「もう老けたから」
「私は年だから」
「もうオバサンだからね」
「あんたたちは若いからいいよね」
「もうこの年だし」・・・
と自虐的な言葉を若い人に向かって吐きながら
年取っててごめんね、といわんばかりにひっそり生活する。
もしくは堂々としていても、何かの状況になると
年を取ったコンプレックスが大きく顔を出す。
年々、年は嫌でも重ねていくのだから、そうなったら最後。
毎年毎年
「私は年だから」・・・「老けたから」・・・
と言い続けながら一生を終えることになる。
これはその人が悪いのでもなんでもない。
自然に若返る方法とメンタルケアを誰も教えてくれないんですから。
病院の医師だって教えてくれない。
「先生、老けるのが怖いんです」と神経科の医師に訴えたところで
精神安定剤を処方されるのが関の山でありましょう。
これらがわたくしが自分自身で体験してきたことです。
女ってどうしてこんなに苦しまなければならないのか?
年をとったというだけで、どうして自分はこんなに苦しいのだろう?
と自問自答してきましたね。
これからわたくしがすべき世の女性への務めとして、
そうじゃないんだよ、ということ。
自分できちんと肌のケア、体のケア、できるんですよ。
そうすれば肌はちゃんと応えてくれるよ。
老け顔だって脱することはできるんですよ。
笑顔がなくなっていますね、それだけ悩んでいたら笑顔だってなくなりますね。
それらを伝えるのが使命だと思っております。
使命というのは大袈裟かもしれませんが
老け顔を自力で脱出したものとしての役割だと思っております。
老け顔に悩む女性が健康で元気にいきがいを持ち
自分に自信を持って年齢重ねる方法をこれからも発信してまいります。
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