- 上前 拓也
- コーチングOffice友歩 エグゼクティブ・コーチ
- 北海道
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
仕事やプラーベートで、「こんな事出来っこない!」とか「この目標は厳しすぎる!」
といった「達成が非常に難しい壁」があります。
そんな壁が立ちはだかると、目標や夢をついつい諦めてしまいがちです。
でも、せっかくの夢や目標なので、達成出来るととても嬉しいものです。
その壁を突破出来ると、とても嬉しいです。
そんな時には「無理!」「出来ない!」と考えるのではなく、
考え方をちょっとひねってみます。
自分自身に目標があるなら自分自身に、部下やパートナーに目標が
あるなら部下やパートナーに問いかけてみてください。
「もしその壁を突破する方法があるとしたら、何ですか?」
この質問は、実は「逃げ道を塞ぐ」聞き方です。
通常の質問では「その壁を突破する方法は何がありますか?」という
聞き方になるかと思います。
しかし、この聞き方だと「ありません」「思いつきません」という「逃げ道」を
作ってしまっているんです。
聞き方を「あるとしたら~?」に変える事によって、クライアントや
自分自身の逃げ道を塞いで、必ず答えを見つけ出さなければなりません。
自ら壁を突破して、発想を拡げるための質問です。
私たちはつい「出来るかなぁ・・」「無理そうだなぁ・・・」「出来なかったらどうしよう・・」
といった考えを持ってしまいます。
なぜなら、新しい事へのチャレンジは未知なる世界なので、不安やストレス、リスク
が伴うからなんです。
今までと慣れ親しんだ生活をずーーっと続けていく方が楽なのです。
ところが、先程の「あるとしたら~?」の質問により、慣れ親しんだ今までの世界を
シャットアウトする事により、未来への扉を強制的に開けます。
開業をしたいと思っている人がいたとします。
しかしリスクは必ず伴います。
「収入が無かったら・・・」「資金が足りない・・・」「アイデアが無い・・・」
目の前のリスクに尻込みして、
自分を正当化するために出来ない理由ばかり集めてしまうものです。
そこで「あるとしたら~?」という"前提"質問をクライアント又は自分自身に
投げかける事により、現状突破のきっかけを提供するのですね。
「あるとしたら?」 是非口癖にしてみてください♪
このコラムに類似したコラム
やりますか?やりませんか?の質問 上前 拓也 - パーソナルコーチ(2013/10/22 13:57)
イチロー選手、石川遼選手、本田圭介選手の小学校卒業文集に共通するもの。 五十嵐 佳則 - 自己実現コーチング・Webプロデューサー(2013/06/18 13:58)
期限を明確にする 上前 拓也 - パーソナルコーチ(2013/05/22 10:44)
成功するヒトは、協力を得ようとする 中川 淳一郎 - 経営コンサルタント(2012/01/30 07:00)
設定した目標と自分の関わり方 根本 雅子 - 経営コンサルタント(2012/01/02 23:00)