堀江 健一
ホリエ ケンイチグループ
コラム一覧
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嫌われる勇気1 誰でも嫌われたくはないですよね
嫌われる勇気 香里奈さん主演の刑事ドラマです。 「嫌われる勇気」と言う心理学系の啓発本である実用書・学術書をベースにして、ドラマストーリーを追っているうちに心理学を学べて、視聴者に、本のテーマである「嫌われる勇気」を持つことで自分の人生を見直して行きましょうと提案して行くような、実験的な今までにあまり無い趣旨のドラマのようです。 少し前に経済学の本であるドラッガーさん著の『マネジメント』と言...(続きを読む)
逃げ恥2 小賢しいアドバイス
まずはドラマの主人公みくりちゃんの恋愛トラウマについて書いています。 彼女は、大学生の時付き合っていた先輩が、就職活動が上手く行かず、落ち込んでいる時に、励ますつもりだったのでしょうが、心理学の知識を使って色々アドバイスしました。 ところが当の先輩から「お前、小賢しいんだよ!」とキレられてしまい、それ以来その出来事がトラウマのようになり、「私は小賢しい女なのだ!」と思い込み、恋愛にも消極的にな...(続きを読む)
舞台パタリロ1 漫画の実写化の難しさ
舞台パタリロ 2016年紀伊国屋ホール 魔夜峰央先生が原作の傑作少女コミックギャグマンガがついに舞台化されました。 私が高校生の頃連載が始まり、アニメ化もされ、「だ~れが殺した、クックロービン~!」と言う決まりのギャグで「クックロビン音頭」まで作られ、一世を風靡したのですから、ざっと37年位前の漫画です。しかもまだ連載が続いているようで、もう少しでコミックが100巻と言うのですから驚異的な長寿漫画...(続きを読む)
ナンバーズ 9 実際のカウンセリングの様子の例・後篇
前回ナンバーズの続きです。ナンバーズと言う海外ドラマを題材に、実際のカウンセリングがどの様に行われるものか、セリフを追って解説しています。 ★カウンセラーの先生●カウンセリングを受けているドン ★さてと、まだ話に出ていないメンバーがいますね。 ●誰?ディズワーナーのことか?(部署が違う女性捜査官?ドンとはまだ恋人未満の付き合い) ★若い捜査官と寝ると言う話はまた別の機会に。 ●悪いんですか?仕事...(続きを読む)
ナンバーズ 8 実際のカウンセリングの様子の例・前篇
アメリカ制作 海外ドラマ ナンバーズ ナンバーズは「エイリアン」や「グラディエーター」などの映画で有名なリドリー・スコット監督と、トップガンで有名なトニー・スコット監督の兄弟で制作に当たっているFBIが舞台のサスペンスドラマです。 主人公も兄弟の青年達です。 シーズンを重ね、大分オッサンになって来てしまいましたが(笑) 兄であるドンが抱える事件を、弟のチャーリーがコンサルタントとして知恵を出して...(続きを読む)
怒り1 理不尽にされた人が理不尽な怒りを生む連鎖
2016年公開 日本映画 「怒り」 11月中旬に第41回報知映画賞、最多9部門ものノミネートに挙げられたことも記憶に新しい、今年話題の映画の一つです。 ざっとわかりやすくあらすじを書いてみます。 なるべくネタばれにならないように。 とある住宅街で夫婦二人の惨殺死体が発見されます。 すぐに容疑者が断定されます。 容疑者の家に警察が乗り込むと、部屋中には世の中や周囲の人たちに対する怒りをぶちまけた...(続きを読む)
逃げ恥1 嫌な現実から「逃げちゃだめなのか?逃げちゃっても良いのか?」
TBS28年秋の火曜ドラマ 「逃げるは恥だが役に立つ」 主人公のうら若き女性(演・新垣結衣さん)は、仕事にも就けず、彼氏もおらず、両親は引越しすることになって「このまま親に付いて知らない場所へ引っ越すしかないのか、、、」と悩んでいました。 そんな娘を心配したお父さんが、ちょっとした知り合いの独身会社員(星野源さん)の所で家事代行をしてみないかと紹介します。 さて掃除洗濯、食事の用意など家事代行を...(続きを読む)
家族ノカタチ10 父と子の確執と和解
9回に渡って恋愛や結婚をテーマにこのドラマについて書いて来ましたが、実際はこのドラマの中心のテーマは西田敏行さん演じる父親と、香取慎吾さん演じる息子の「父子、親子の確執と和解」だと思います。 父親と子供のことはアンダーザドームでも触れてきましたが、世界中の映画やドラマでこのテーマは描かれています。お母さんや、特にお父さんに自分を認めてもらえる事で「自分は世界からも認めてもらえる存在なのだ」と自信...(続きを読む)
家族ノカタチ9 コミュニケーション能力3要素 自己主張力・共感力・同調力
前回は集団の中では、数が多い方が多数派になる。多数派が主流となる。誰もが主流でいた方が安全だから、なるだけ多数派になり、周りと同じように溶け込んで平和に過ごしたいと考える。逆に少数派は周りからいじめられてしまったりする。結婚したいと思う人の心理には、そうした周りが「結婚するから私も結婚して、主流派でいたい」と言う「場の原理」での心理について書いてみました。 簡単に言えば「愛している」とか「いない...(続きを読む)
家族ノカタチ8 結婚願望の裏にあるのは権力闘争?
SMAPの解散が電撃的に報道され、ショックを受けられたファンの方も多いようです。 このドラマ「家族ノカタチ」に主演していた香取慎吾さんは、ドラマのキャラ設定上、人との関わりを避け、冷めた感情で生きる青年を好演されていましたが、果たしてそれが演技によるものだったのか?私生活の葛藤を反映したものではなかっただろうか?と心配と言うか、より深い感慨を持ってしまいます。 前回は、周りに合わせようとする傾...(続きを読む)
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