対象:住宅資金・住宅ローン
はじめまして。先日初めての住宅購入を決定し、来年3月スタートで住宅ローンを組むことになります。(借入先はこれから決定です。)物件を気に入ってしまったため、分不相応と思われる金額になってしまいました。どのようなローンを組み、返済していけばよいでしょうか。
結婚1年目、夫(38歳・会社員 勤続15年目)、妻(31歳・専業主婦)、子(0歳)。
給料 34万円(手取り・来年3月(予定)まで5%減額中)
夏 ボーナス 120万(手取り)
冬 ボーナス 未定(大幅減額予定)
今年度年収 850万?(前年度は1000万弱でした)
物件価格 6300万円
頭金 1500万円(諸経費別途用意あり)
借入金額 4800万円
残貯金 300万円
他ローンなし。車1台所有。
35年変動、全期間優遇▲1.5%を考えています。
借入が多すぎるとは主人に申しましたが、現在家賃が13.5万なのだからやっていけると多少楽観視しているようです。しかし、3ヶ月前に私が出産で退職したこと、子供が誕生したこと、不況で年収が上がるどころか戻る保証もないこと、金利は現在のままではないということ、破綻の不安は拭えません。子供の預け先などで私の復職は難しく、できれば二人目も望んでいます。また、両親からの援助はありません。
ローンは35年変動でいくべきか。金利が高くても会社の利息補填制度を利用すべきか。
年収850万が継続するとして、毎年いくらまで繰り上げ返済すべきか。貯金をもっと残したほうがいいのか。
家計の見直しももちろん考えておりますが、主人が65歳くらいまでに返済するには年間どのくらいでやりくりすべきでしょうか。物件に惚れ込んでいる主人はローンを返すために働くのはかまわないと申しております・・・。
手付け金は納入し、やっていくしかありません。なんとか破綻しないためのアドバイスをいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
購入決定済みさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの件
購入決定済みさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『どのようなローンを組み返済していけばよいのでしょうか。』につきまして、購入決定済みさんの場合、ご主人様の現在の手取り月収金額34万円に占める支払い家賃の割合は39.7%にもなってしまっています。
共働きのときには奥様の月収も加わっていましたので、それほど気にすることはなかったのかも知れませんが、39.7%という水準は住居費用の負担割合としては、決して少なくはありません。
尚、家計に負担をかけることなく、また、毎月確実に貯蓄をしていくためにも、住居費用の負担割合としては、28%ほどまでに収めておかないと、今後、お子様の教育資金もかかるようになりますので、住居費用が家計を圧迫していくことになります。
手取り月収金額に占める割合を28%ほどとした場合、毎月の支払い家賃は10万円弱ほどとなります。
これは住宅ローンを組んだ場合も同様となります。
無理な住宅ローンを組んだ場合、家計を圧迫することになりますし、返済の途中から返済額がきついからといって毎月の返済額を減額するようなことはできませんので、将来返済していくに当たって無理のない返済プランをたてるようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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返済方法を「全期間固定金利型」にした場合!
購入決定済み様へ
はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、購入決定済み様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考:三井住友BKの12月金利)
1.購入決定済み様家の住宅ローン返済方法を「全期間固定金利型」にした場合、
年収850万円、住宅ローン4,800万円(内、ボーナス1,200万円)、期間35年、金利3.08%(全期間固定金利型)、返済負担率(〜35%以内)
・毎月の返済額 140,158円
・ボーナス時増額 281,313円
・年間の返済額2,244,522円
・返済負担率 26.41%
2.この返済方法で年齢時の残債(予想)につきましては、
(10年後=48歳)
・毎月返済の残債2,930万円
・ボーナスの残債 976万円
・合計額 3,906万円
(17年後=55歳)
・毎月返済の残債2,322万円
・ボーナスの残債 773万円
・合計額 3,095万円
3.もしも、住宅ローンを65歳完済するためには、「早い時期に」「残高の多い時に」繰上げ返済をされることが効果的と考えます。
(例)
・48歳時に1,000万円繰上げ返済した場合⇒8年6ヶ月短縮で今後16年6ヶ月となります。
・55歳時に1,200万円繰上げ返済した場合⇒8年3ヶ月短縮で今後9年9ヶ月となります。
4.こらから、住宅ローンを申込に当たり長期に亘り銀行等との取引となります。その前にどなたでも不安はあると思いますが、特に先が見えない変動金利型よりも思い切って全期間固定金利型での申込をご提案いたします。
以上
渡邊 英利
ファイナンシャルプランナー
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負担の高い住宅ローンを返済していくには
購入決定済み様
はじめまして。
住まいの資金計画アドバイスを専門のひとつとしております、
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
購入決定済み様のように、既に借入金額が決定した場合、
どのように返していくかということをしっかり考えて着実に実行
していくしかありません。
例えば全期間変動金利で組む場合、金利上昇リスクを負う代わりに
当初返済額を抑え、かつ返済額に対する元本充当額を多くすることが
できます。
その場合は早めに期間短縮型の繰上げ返済を実行し、ローン残高を
減らします。注意したい点は、お子様の教育費が急増するタイミング
(私立中学・高校や大学進学の時)で貯蓄が底をつかないよう慎重に
繰上げ返済することです。
全期間固定金利で組む場合、仮に3.0%の適用金利(ボーナス併用無し)
だと月々18万円になります。これでは貯蓄もままなりません。
利子補てん制度は企業により異なり一概に言えませんが、利用する
場合は当初固定期間を短めにとり、適用金利を抑えつつ繰上げ返済
を実行することをお勧めします。
いずれにしてもボーナス払いは利用しない前提で組み、実際は
ボーナスが出たら繰上げ返済に充てる方が安心です。
''毎年いくらまで繰上げ返済すべきか?''等、金額の目安についての
具体的なアドバイスにつきましては、購入決定済み様の生活費や
お子様の教育資金計画などをお伺いする方がより適切です。
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をご用意しております。どうぞお気軽にご利用ください。
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