住宅購入は可能でしょうか？

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

頭金なしでの購入はやめたほうが良いでしょう。
住宅購入すると住宅ローンのほかに管理費、修繕積立金、固定資産税がかかってきます。3500万円の中古マンションで頭金がないと借り入れが諸経費あわせ3800万円ぐらいになるのではないでしょうか。例えば、借り入れ額3800万円、金利2.8%、返済期間35年とした場合には毎月の返済額が約14万円これに管理費、修繕積立金、固定資産税を考えると毎月18万円ぐらいになるのではないでしょうか。
現状12.5万円で預貯金ができていない状況で、子供が増え、そして住宅費が増えるとかなり厳しいように思えます。

千秋様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談の件、いただいた情報だけでは、住宅購入が可能かどうかの判断は、難しいです。綿密なライフプラン・シミュレーションが必須です。

ただ、個人的には、頭金なしで、3500万円の中古マンションという選択は、部屋のグレードに対して、目先の家賃(住居費)は、割安になるものの、長い目でみて、お得とは、どうしても思えません。

というのも、(1)ローンの返済開始当初は、利息ばかり払って、元本は、少しずつしか減らない、(2)万一、月々の返済が厳しくなってしまった時に、賃貸のように簡単に住み替えができない、そして、(3)価格下落リスクや金利上昇リスク、災害リスク等は、自ら負うことになるからです。

その他にも、不動産会社の仲介手数料を考慮しておらず、あとから請求書をみて、びっくり、というケースや、固定資産税、管理費、修繕積立金等を予算に組み入れておらず、家計が厳しくなってしまうケースなどもあります。

月々の返済は、待ったなしで、迫ってきますので、ある程度の余裕資金を残して、購入しておかないと、プレッシャーは、かなり大きなものになると思います。追い込まれてから、引越し費用すら残っていないというケースなどもあります。

それでも構わないという場合も、最低限、エクセル等で、ライフプラン・シミュレーションを作成されておいた方が、よいでしょう。

ご自身で作成できない場合は、FP事務所に依頼されるのも、ひとつの方法です。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

千秋さんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

マイホームかなり欲しいようですね。

ご主人だけの年収だと、3500万円のマイホームはかなり大変そうです。千秋さんの年収も加えると何とかなるかもしれませんが、千秋さんの収入がなくなったときに住宅ローンの返済がかなりきつくなります。今貯蓄残高が少ない状態であればなおのことです。

仮に、3500万円を34年返済、金利3.3%(全期間固定)で借りたとして毎月の返済額はおよそ143000円(ボーナス返済なしの場合)。これにマンションの管理費と修繕積立金とをあわせると、ご主人の手取り年収の1/2を超えそうです。

子育てのことを考えてみると、お金のことで子供さんと一緒にいられる時間を考えるよりは、気持ちの面で納得の行く形を選びたいのが本音ではないでしょうか。

ご主人と一緒に相談されていますか。相談するといっても、お金のことだけでなく、子どもさんの教育方針やマイホーム以外の夢計画についても話し合いたいところです。家の形も大事ですが、温かい家族も大事です。どうしても買いたいのであれば、子どもさんの教育費やご家族の夢計画も含めて、ライフプランを作成して最善の方法を探してみてはいかがでしょうか。

それと、夢のための貯蓄も始めてみませんか。

千秋さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『気に入った物件が、3500万円の中古マンション、頭金なしで購入は可能でしょうか?』につきまして、通常、住宅を購入する場合、購入後のローン負担を少しでも軽減するためにも、頭金として物件価格の20%相当額+諸費用分は用意できてから、住宅を購入することになります。

よって、千秋さんにおかれましては、住宅ローンの返済以外にもお子様の教育資金が今後かかるようになることも十分に考慮したうえで、決断していただくことをおすすめいたします。

例えば、3,500万円をローン金利3.0%・35年返済とした場合、毎月の返済額は135,000円程度になってしまいます。
さらにマンション管理費が毎月25,000円程度かかりますし、駐車場使用料も毎月10,000円程度はかかるようになってしまいます。

現在、支払っている住居費用と比較をしても、毎月45,000円程度も増加してしまいますので、ご主人様とも良く話し合ったうえで、結論を出すようにしてください。

ふたり合わせた手取り月収に占める住居費用の負担割合として、この金額は決して少ない金額には思えません。

尚、参考までに無理なく住宅ローンを返済していけるための手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては、28%程度までに収まるようにする必要があります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

CFPの小林治行です。

住宅購入の時に条件を充分見極めておく必要があります。

1)ローンは定年前に終わっておくこと。退職金は老後用として残しておかねばなりません。
よって期間は最長25年としました。
2)購入に当たってはローン以外に思いの他費用が掛かります。
仲介業者への手数料(3%ほど)や登記費用、団体信用保険(無料のところもありますが)な どです。
3)妻が仕事を継続するとなると、第2子の保育費用が必要になる場合があります。月6万円掛か ると以前相談者から聞きました。
4)マンションを購入すると、不動産取得税が掛かります。更に毎年固定資産税と毎月管理費や修 繕積立金が掛かります。

さて3500万円を25年、元利金等、ボーナス月払いなし、金利2.875%では、
毎月163,707円になります。
これに上記費用を加算すると、生活が大変苦しい事になりそうです。

よってこのまま賃貸での生活を続けた方がメリットが高いと思います。
不動産を持つと言う事は、建物は年々減価するし、転売しようとしても損切になるなどのリスクがあります。
賃貸方式のまま、家族の形態にあわせ転居を検討されては如何ですか?

こんにちわ、FP会社FPコンサルティング:http://www.fp-con.co.jp/岡崎です。

ライフプランを作成すると把握できるでしょうが、頭金がない状態で、かつお子さんが増えるとなると、おそらくかなり厳しいことが予測されます。
教育費は思った以上に支出が大きいです。教育費はずっと国公立1000万、私立なら2000万必要です。一度貯蓄・生活費・教育費などいろいろとシュミレーションしてください。
ぜひライフプランを作成されることをおすすめします。安心しますよ。

参考にhttp://www.fp-con.co.jpにライフプラン表がありますので、ご覧下さい 。不明な点は問い合わせください。