対象:住宅資金・住宅ローン
住宅購入を検討中です。家計診断をお願いします。
夫28歳月手取り29万(ボーナスなし)
私25歳月手取り9万円
神奈川在住結婚3年目子供なし
現状の支出
家賃 8.7万
奨学金返済 1.7万
県民共済 0.5万(夫婦で)
食費 4.0万
光熱費 1.0万
通信費 2.5万(携帯・インターネット・固定電話・新聞)
車維持費 2.0万
日用品 1.0万(家電購入積立含む)
服飾・理容 1.0万
小遣い 3.0万(夫2万、私1万)
交際費 1.0万(お中元お歳暮慶弔費など)
貯金 10.0万
市県民税 1.0万(私のみ)
もし、住宅ローンを組むと(自己都合での引越しをする為)主人の月収から住宅手当分5万円分が減ってしまいます。
その分は、自家用車の処分や、携帯代、食費、社員持ち株会1.5万円(現在給与天引き)など削れるところを削っていきたいと思います。
しかし、今後の出産等があることを考えると、私の収入減と子育てに費用がかかることも考えなければなりません。
そんな中、月々10万のローンを組んだとして家計が成り立つのかが心配です。
現時点での住宅の購入は無謀でしょうか?
夫婦の貯金は220万円と、それとは別に結婚時の持参金が二人合計で170万円あります。
しかし、持参金は万が一のときの命綱として、住宅の購入に充てる予定はありません。
もう少し頭金をためてから、住宅購入に踏み切った方がいいのか、それとも主人が現役のうちにローンを終えられるよう今購入した方がいいのか迷っています。原油高による資材の高騰や、今後金利や地価の上昇や、消費税の増額などでマイホームに手が出せなくなることも不安に思っています。アドバイスをお願いします。
補足
2008/07/31 23:38ご回答をいただいた皆様ありがとうございました。お話をお聞きした上で
再度下記2点をご質問させていただきます。
・変動金利でのローンは避けた方がいいでしょうか?
・変動金利で月8.8万円の返済は無謀でしょうか?
あれから物件を探し直したところ
土地 1,340万
建物 1,700万 (各種諸経費込)
合計 3,040万
上記の物件が候補に挙がりました。
頭金は250万円まで用意できそうです。
主人の月収が、給与天引きの持ち株会購入を一部減額(1万円)することで、住宅手当抜きで手取り27.5万円です。(前回の記載には交通費2万円を手取りから除いて書いていました。)
前年度の源泉徴収表上の年収は470万円でした。
上記の条件を元に、建築会社の優遇金利1.2%(全期間)、35年変動金利で計算をしたところ、当初5年間は月々8.8万円のローン返済で購入ができるようです。
ご指摘いただいた返済負担率は32%と、少し具体性を帯びてきました。
検討中の物件は主人の実家からも2駅で、最寄徒歩圏内、周辺環境も含め私たちの要望をすべて満たす好条件のため、ぜひこの機会に購入をしたいと考るに至りました。
家計の支出を練り直し、
月々1.7万円の奨学金返済を事前に完済すること
自動車を手放すことを決めました。
そうすることで住宅ローンを除く総支出は月12万円以内に抑え、差額の5万円を月々貯蓄する見込みです。
最初の数年は、私の収入分を繰り上げ返済費用に充てようと思います。
再追記
結局、皆さんのご回答をふまえ今回は見送ることとしました。今回あきらめることは悔しい思いもありますが、良い勉強になりました。
お忙しい中、たくさんのご回答をありがとうございました。
モーリーさん ( 神奈川県 / 女性 / 25歳 )
回答:4件
今は無謀でも、将来の購入を目指す。
モーリー様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、将来的にお子さんをお考えなら、あまり無理をされない方が良いかもしれません。ご主人の月収から住宅手当分5万円が減ってしまうのも痛いです。
食費や携帯代を削りながら、“住宅ローンの返済が滞ってしまう”不安と闘っていくよりも、気楽な賃貸で行って、20年後あたりに住宅ローンをあまり組まないで、潤沢な頭金で、買ってしまうのが良いでしょう。
例えば、200万円の一括投資と、月々5万円の積立投資を組み合わせて、長期分散投資の方法で、仮に年5%の複利運用ができたとした場合には、20年後には、約2586万円になります。
※但し、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。
神奈川県内で築20年超のマンションなら、2500万円程度で買えそうな感じがしませんか?もちろん、将来のことは、誰にも分かりませんが。
また、投資リスクが心配とお考えの方もいらっしゃいますが、長期分散投資の方法は、きちんと勉強していくと、住宅への集中投資よりも怖くないことが分かるはずです。個人的には、“住宅ローンの返済が滞ってしまう不安“の方がよっぽど怖いと思います。
住宅購入も立派な投資案件ですので、時代の先を読みながら、慎重にご検討されることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
補足
追記を拝見しましたが、住宅ローンを除く総支出の予算が月12万円では、本当にギリギリの生活になってしまいますよ。
全額変動金利は、リスクが高いですし、どうしてもの場合は、モーリー様がフルタイムの仕事に移るか、ご両親からある程度の贈与を受けることが必須のような感じがしています。
重要な決断ですので、多少の相談料を払っても、FP事務所に相談された方が良いでしょう。FP事務所の試算を見て、呆然とされる方もいらっしゃいます。以上、ご参考です。
評価・お礼
モーリーさん
森本様
ご回答ありがとうございます。
確かに、これを期に長期での運用を学んでみるのも一つかもしれませんね。
住宅への投資は借り入れを伴いますが、自己資金を投資して増やしていくのであれば、最悪元本割れで済むので、家計が破綻するリスクは低そうです。
現在の家計で、自己資金360万円で家を買うのは難しいことがよくわかりました。
しかし、持家は私たち夫婦の夢ですので、住宅ローンを組んだつもりで、節約をして、自己資金を増やし夢の実現に近づけるようがんばろうと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
住宅購入の件
モーリーさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『現時点での住宅購入は無謀でしょうか?』につきまして、住宅を購入する場合、住宅ローンを組んだ後の返済額を少しでも軽減していただくためにも、頭金として物件価格の20%+諸費用分は予め用意したうえで、購入するようにしてください。
よって、物件価格は定かではありませんが、もう少し頭金が必要なように思われます。
また、住宅ローンを組む場合、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、28%以内に収まるように住宅ローンを組むようにしてください。
負担割合が30%を超えてしまうと思うように貯蓄ができなくなってしまい、将来予定しているライフイベント資金にも支障をきたす場合があります。
モーリーさんの二人合わせた手取り月収金額は33万円となりますので、毎月の返済額としては9万円程度までに抑えておいた方が、将来お子様が生まれモーリーさんの収入が減ることも考慮とた場合は、安全だと考えます。
無理なく返済していけるように、まずは頭金をしっかりと貯めてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
モーリーさん
渡辺様
ご回答ありがとうございました。
結局、皆さんのご意見を参考にして
今回は見送ることにしました。
しかし、どれくらい資金が必要なのか、今の生活費にどれだけ削減の余地があるのか検討するよい機会となりましたので、今後は、貯蓄と運用をがんばっていきたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの返済負担率について
モーリー 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
住宅ローン返済の要は、収入に対する返済負担率になります。月々10万円のお支払を、ご主人の収入の中(29万円-5万円=24万円)で除しますと41.7%にもなります、。また残金は14万円ですから、支出16.7万円(家賃、車維持費、市県民税除く)に対し1.7万円不足です。
この状態でお子様の育児の費用や教育費等支出の増加を予測しますと家計は円滑に回りません。ローンを返すだけの生活と推察いたします。
従いまして、
1.お子様が授かった場合でもモーリー様の収入を確保する。
返済負担率は26.3%に低下しますが、保育費も必要となり、家計はかなり窮屈な切り盛りになります。
2.頭金を物件価格の30%程度準備出来るまで貯蓄を続け、物件価格を見直しを図る。
この2点をお勧めします。
なお、住宅は将来余ることが予測されています。また、生活スタイルにあわせて住まいを選ぶ方たちも増加しています。賃貸にもよさがありますので、宜しければコラムをご一読ください。
賃貸の良さと住宅ローン
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17058
評価・お礼
モーリーさん
ご回答ありがとうございました。
「賃貸の良さと住宅ローン」のコラムをすべて拝見させていただきました。
確かに、老後賃貸で暮らすことへの不安や、持家を買うなら現役世代のうちに払い終えねば…と少し焦っていたのかもしれません。
本日、「住宅ローン減税継続を検討」と新聞にありました。どうしても今すぐ、と焦るのは禁物のようです。
私が出産しても継続して収入を得られるよう道筋を立ててからの住宅購入、もしくは賃貸で余裕のある生活、そのどちらかを検討していきたいと思います。
岡崎 謙二
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入について
こんにちわ、FPコンサルティング岡崎です。
基本的にしっかりと家計管理されていて素晴らしいと思います。ただ住宅購入や出産などお金がかかるでしょうから、しっかりとご主人と話し合いをされたほうがよいでしょう。
できるだけ頭金を増やしておきたいところですが、基本的に手元には生活費の半年分をおいたほうがいいでしょう。今も結構貯蓄体質なられてますが、これからもはさらに貯蓄体質家計の体力強化してください。
もし今後が心配でしたら、たとえばローンを3000万組んだ時、子供ができたとき、など様々なシュミレーションをしてみてください。先が見えて安心できます。ぜひお勧めします。
参考にhttp://www.fp-con.co.jpにライフプラン表がありますので、ご覧下さい
評価・お礼
モーリーさん
岡崎様
ご回答ありがとうございました。
今回の件、見送ることにいたしました。
貯蓄体質を強化して、2〜3年後にもう少し夢に手が届くようにがんばります。
私も、しっかり収入を得て、共働きをしていくにはどうすればいいか、育児なども想定して、計画、スキルアップしていきたいとおもいます。
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