対象:投資相談
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投資の勉強を始め、ようやく金融全体の仕組みが判ってきました。インデックス型の投資信託を長期で継続的に積立て、養育費や老後資金を作っていきたいという結論に落ち着きました。国債を購入済であること、手持ちにそれなりに資金を置いておきたいこと、などから株式とくに海外株式の比率を少し上げてみようかと考えています。
こうして具体的なファンドの候補も決まり、意を決して購入しようとした時、家内から既に投信や株などを家内の判断で購入済であることを聞かされました。個別の株や新興国株ファンド、オルタナティブ投信など、合計数百万円もの買付がされていました。
時間分散されておらず、2〜3回同じ銘柄を買い増しているものも二つ程ありますが、基本的にいずれの取引も一括でまとめたお金で一度に大量に買い付けている形です。買付は一年半ほど前です。
運用成績は、全ての銘柄・ファンドがマイナス。家内はこのマイナスに相当ショックで、何とか値上がりを見計らって売りに出す、ということでした。家内の考えは、そもそも株や投信は、安いと感じた時にピンポイントで投資資金を一気に投入し、値上がりを見計らって一気に売る、というもの。
前置きが長くなりましたが、質問は二つあります。
?家内の買ったファンドの幾つかは、私の候補と同じです。購入済ファンドの追加で買い足すべきなのか、あるいは一旦売り切ってしまうべきなのでしょうか。
手数料を考えると買い足すべきなのでしょうが、かなりの金額を一時にまとめ買いした状態なので、これから先少しずつ買い足しても金額が小さく、単価の平準化がすすまないことが懸念です。
?家内の興味も無くなり、私の候補にも入っていない、焦げ付いた状態のものがあります。これは値が上がるまでもっておくべきなのか、多少の損は出ても売ってしまうべきなのでしょうか。
Godzillaさん ( 東京都 / 男性 / 40歳 )
回答:5件
正しい投資プロセスがあります。
Godzilla様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、誤った投資プロセスの典型例は、個別銘柄の選択から入ってしまうケースです。
正しい投資プロセスは、個別銘柄の選択からは入りません。株式と債券の割合、地域と通貨の割合など、資産配分の決定から入ります。
個々のライフプランに即した資産配分の決定は、個別銘柄の選択よりも優先すべきプロセスと考えます。
つけ加えると、資産配分の決定の前に、目標利回りの計算というプロセスが必要ですし、さらにその前に、家計状況の把握や運用目的の設定というプロセスも必要です。
1.購入済ファンドの追加で買い足すべきなのか、あるいは一旦売り切ってしまうべきなのか
いわゆるポートフォリオ運用では、個々のファンドは、部品と考えます。売買に係る手数料を考え、生かせるものは、生かした方がよいでしょう。
単価の平準化については、一年半ほど前に買い付けたものを元に戻すことはできませんので、上がるまで持ち続けるより他ないのではないでしょうか。
2.家内の興味も無くなり、私の候補にも入っていない、焦げ付いた状態のものは値が上がるまでもっておくべきなのか、多少の損は出ても売ってしまうべきなのか
興味が無くなってしまったファンドの内容にもよりますが、どんなファンドでも、運用成績の振るわない時期はあります。そんな時に必ず行っていただきたいことは、そのファンドの直近の運用報告書を熟読することです。これにより、なぜ運用成績が悪かったのかが理解できます。
その上で、運用方針などに納得できなければ、売ってしまわれた方がよいでしょう。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
ポートフォリオの組み直しを
Godzillaさんのリスクの許容度によりますが、個別の株や新興国株ファンド、オルタナティブ投信など、合計数百万円はやはりリスクが大きすぎるようにも思います。資産運用の資金総額の内、これらの比率をどれくらいにとどめておくべきか決める必要がありますね。それぞれの株式やファンドについてこれまでの業績や今後の見通しなどを再検討されて、どのファンドの内どれくらいをこのまま保有しておくのか、またはロスカットするのか、他にどのようなファンドをどれくらいの期間で買い足すのかなどトータルで検討されて、Godzillaさんに適したポートフォリオを組み立てていくことが大切かと思われます。
お気軽にご相談ください。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
本格派長期保有型インデックス投資信託の活用を
Godzillaさん、はじめまして。
''オールアバウトフィナンシャルサービス登録IFAの田口智隆 ''です。
Godzillaさんは、すでに個人が資産形成をする黄金の法則をご自身で
気付かれていらっしゃいます。
あとは、本物の長期保有型インデックス投資信託をコツコツ地道に購入
していけば確実にファイナンシャルインディペンデンスを達成されると
思います。
さて、ご質問の件ですが、具体的にどのような銘柄やファンドで
マイナスを抱えているのかが分からないのですが、投資で成功するポイント
として「損切りができる」というのがあります。
損切りは精神的にも辛いことですが、ご自身の運用方針に合わないもの
は一度リセットされるのが良いと思います。
そして、低コストの本格派長期保有型インデックス投資信託を活用して
世界全体の経済成長に乗って10年で年率7〜8%程度の運用を目指して
いかれることをオススメします。
ただし、インデックス型投資信託といっても玉石混交です。
しかもその多くが玉ではなく石です。
残念なことですが、まだまだ投資家の利益ではなく
販売する側の利益を優先する投資信託が多いのが現実です。
私が実際に長期での運用をしている投資信託で、両親や兄弟にも薦めて
いる具体的な投資信託についてはお手数ですが''こちら ''よりお問合せください。
私からのアドバイスがGodzillaさんに少しでもお役に立てると
嬉しいです。何かございましたら気軽に声をかけてください。
回答専門家
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- (東京都 / 編集部)
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売却する前に一考を
Godzilla様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
(1) 購入済みのファンドを、再購入するのであれば、売却する意味はありません。おそらくドルコスト平均法のことを念頭においておられるのでしょうが、ドルコスト平均法はこれから将来のことに対しての話です。
(2) 「焦げ付いているもの」の取り扱いですが、焦げ付いていると判断するのであれば売却すればよいでしょう。長期的に見れば値を取り戻すと考えれば保有し続ければよいでしょう。
売却の決定をする前に、
1. なぜその投信の値が下がったのかを分析し
2. これからの市場はどうなるのかについてのシナリオをいくつか考えてみる
ことをお勧めします。
私は、BRICsなど新興国への投資が悪いとは思いませんが、程度の問題であると思っています。こちらに詳しく書いてあります。
ファンドの分析は、こちらを参考にしてください。
これからの市況動向に関するシナリオは、こちらをご覧ください。
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
株や投資信託の状況を調べてからでしょう。
はじめまして、Godzillaさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
きつい言い方になるかも分かりませんが、奥様のお考えは投資ではなく投機の考え方ですね。
一か八かの博打的な買い方でしょう。
株を買う時も、その会社を良く調べて買われないと大変な事になりかねません。
また、株も短期的な売買のデイトレーダーが目立ちますが、本来は投資した会社の将来的な業績向上を狙うものです。
今後、Godzillaさんがお考えのファンドも考慮しながら、お手持ちのファンドや株の評価を参考にされたり、四季報などで会社の状況を調べられて、損切か保有かを決めるべきでしょう。
また、1年半前というとちょうど高値の時でしたから、現在の世界同時株安ではマイナスになっているでしょうが、運用実績がよいファンドでしたら追加購入で調整されても良いでしょうし、今後積み立てをされるのであれば、少しずつでも調整はされますね。
分配金が出て再投資されるファンドですと、マイナスの時に出る分配金は非課税で再投資されますので、運用実績や評価の良いファンドは保有されておいたほうが良いでしょう。
これを機会に、奥様の分と今後のGodzillaさんの購入していこうと思われる分を合わせて資産配分されてはいかがでしょうか。
勉強されてお分かりだと思いますが、投資は長期投資、分散投資が基本です。
ただ、運用実績が良くないファンドはいつまで経っても成果が出ませんし、早期償還も考えられます。
銘柄選びや定期的なメンテナンスを含め、リバランスをされましょう。
(現在のポイント:-pt)
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