対象:住宅設計・構造
回答:3件
リノベーションについて
こんにちは。サカイデザインネットワークの酒井です。
リノベーションではご質問のように2つの部屋を広い1つの部屋にするケースがよくありますが、戸建住宅の場合は、撤去したい壁が耐力壁であったり、通し柱や筋交いがあったりと、単純に撤去できるのか、専門家により建物の構造をよく判断して実行する必要があります。 マンションの場合は居室の間仕切り壁であれば比較的撤去しやすいと思いますが、やはり、リノベーションの場合は日常生活のなかからその目的が生じていることが多いため、手の触れる場所から考え、どうしたらより快適になるのかという発想できめ細かい計画をすることが大切と考えます。 予算については、もちろん計画に対しての見積りということがベースになりますが、かけられる費用の上限は明確にされた方がよいと思います。
写真はリビングルームと隣接する個室をつなげ、「隠れ家」的な書斎と収納スペースを設けた事例です。 参考になりましたら幸いです。
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
酒井 正人が提供する商品・サービス
新築・リノベーション・インテリアなど自分らしい住まいづくりをするために考えます
RENOVATION. 住宅再生
yamayosi|山義 山下でございます。
*当社の考えるリノヴェーションとは
住宅再生と考えております。
戸建て住宅では、躯体構造部の強度を中心に
診断し精度を基に計画致します。
いちがいに部屋を大きくしたいから。
エイ ヤッー!と壁は抜けないのが、
リノヴェーションの難しさがあります。
*マンションでは
部屋を大きくした際に水廻りもチョット入れ換えたい
(キッチンやトイレ)などの場合は、既設配管(床下)
の劣化も検討したうえ安全に調査します。
床上が綺麗になっただけでは、のちのち排水の流れが
悪くなるケースもあるからです。
2つの部屋を1つにするのは、開放感がでて良いと思います
ある手法を用いれば、大工事に至らずにすみますが、、、
アイデアひとつで様変わりし低予算でも開放感は出せます
開放感だけを求めても失敗してしまうので検討が必要す。
従来の間取りの構成の良いところを見直し計画に
取り入れたらどうでしょう。例えば)収納量
漠然と広くしたは良いけど、生活したらモノが増えた!!
と言う事もケースもあります。開放に気をとられ怠る
ケースがあるので必要なモノは何かを前提に計画された
ほうが良いでしょう。
色彩も大きな命運を分ける鍵になります。
RENOVATIONですから、色による演出もしたほうが一層
引き立ってきます。アイテム一つで部屋のイメージが
変わりますから、計画はわすれずに、、、
*写真は、2部屋を1部屋にした戸建て住宅
施工前と施工後です。
施工前は、クラシカルな落ち着きのある空間でした。
施工後は、クラシカルから全く違う軽い感じにしたのも
気になる予算
予算を前提に商談しないほうが、良い案がでてくる
でも上限金額の設定は大事です。
当社HPでRENOVATION施工例が見られます。
http://www.yamayoshi-office.com
回答専門家
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