対象:お金と資産の運用
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はじめまして。
外国人の夫と子供とアメリカ在住の主婦です。
日本の口座に4000万ほど資産がありますが、口座に眠ったままです。
何か投資をして資産運用をしたいのですが、非居住者の場合、新たに日本で投資信託などの口座を開設することができず、どうしたらいいか悩んでおります。
日本に永住することがない場合、資産を海外の口座に送金してから運用するしかないのでしょうか。今円安でドル替えすると損をするような気がして、なかなか前にすすみません。
どうぞよろしくお願いします。
PS. シンガポールにも銀行口座を保有しております。
kaasさん ( 三重県 / 女性 / 33歳 )
回答:2件
海外の「投資口座」や「PB」を活用する方法もあります。
はじめましてkaasさん、
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
さて、ご質問内容拝見しました。
結論としては、国内において投資信託などの有価証券で運用するのは、難しいと思われます。円建てでの運用で考えれば、インカムゲインを目的とした不動産投資なども選択肢には挙げられますが、換金性の問題がありますので、そのご資金の最終的な目的によって決める必要があろうかと思います。
有価証券での運用であれば、すでに海外で居住されていらっしゃいますので、日本国外で外貨での運用が最も利用しやすいかと思います。
海外では、銀行や証券会社の口座とは別に、カストディ機能(資産の分別管理)のついた「投資口座(インベストメントアカウント)」を利用される方法があります。
最大の利点は、証券会社や銀行のように金融商品の販売を行うわけではないため、投資可能な投資信託やETFは、5万種類以上あります。また、カストディ機能がついているため、資産は安全に分別管理されます。
もうひとつの選択肢としては、4000万円のご資金であれば、ヨーロッパの格付けの高いプライベートバンクでの資産運用も可能です。
こちらも、4-5万種類の金融商品の選択肢があります。
日本国内の公募投信が、約5000本ですので、10倍近い選択肢から商品を選ぶことが可能です。
私たちの会社では、それら数万種類の金融商品の中から、お客様のために「ポートフォリオ」を構築するお手伝いをしております。
もし、上記の「インベストメントアカウント」や「PB」を用いた資産運用にご興味がおありであれば、メールやお電話で詳細なご説明も可能です。
以下のサイトから無料の「個別面談(コンサルティング)」のお申込みができますので、宜しければご活用ください。
https://www.ifa-japan.co.jp/mailform/form3.cgi?type=form_mail3
ご参考となれば幸いです。
回答専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
荒川 雄一が提供する商品・サービス
中小企業及び従業員の税制メリットが大きい「選択制401k」の導入支援を行います
保有されている投資信託の診断並びにアセットアロケーションの見直し
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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米国での運用をお考えに為られては如何でしょう
Kaas様
ご質問をありがとうございます。FP&投資助言でロングステイアドバイザーの吉野充巨です。
ご質問にお答えします。
結論から申し上げます。非居住者の日本株式等資産運用は、日本に常任代理人を置かなければ事実上不可能です。証券会社で常任代理人を受ける会社がありますが、一度日本に帰国して居住者に為らなければ契約が出来ません。海外にこれから出られる方に紹介しています。
むしろ、アメリカの証券会社に口座開設されては如何でしょう。
この場合には、日本だけでなく世界の主要な市場にアクセスできますし、銘柄も日本市場で取引するよりも格段に広がります。
日本在住で海外の銘柄を探されている方、これから、海外に出られる方達に紹介しています。
私も現に口座を開設し、取引を行い、米国(米ドル)、英国(ポンド)、ドイツ・スペイン・フランス・イタリア(ユーロ)、スイス(スイスフラン)、オーストラリア(豪ドル)の個別株式及びETFを保有しています。
また、インターネットが使える世界各国から売買も出来、当該口座へシンガポールの銀行から入金が可能です。
日本のお客様に紹介している当該証券のスキームを掲載します。
ところで、Kaas様の日本へのこだわりはあろうかと思いますが
世界の株式を概観しますと、日本市場は世界第二位とはいえ、株価時価評価額でシェア8.5%です。米国は約47.9%と圧倒的に大きな市場です。また、欧州も一つずつの国は小さなものの欧州全体では約24%(英国含む)を占めます。
また、債券はご承知の通り、日本国債残高が1,000兆円になっていますので、日本と米国市場がトップ2を占めています。日本の国債+債券はGDPの2倍を超えていますので、高いリスク含みとなり、債券は米国市場で米国国債、又は債券を対象とするETFの購入がベターかと思います。
日本国債は個人向け国債が、世界的にも珍しい元本保証の国債なのですが、日本の居住者向けなので、非居住者は購入が困難です。
また、不動産を対象とした場合にはREITもありますので米国での資産運用に不自由は無いように思われます。
私の場合、日本に住んでいながら、すでに資産の3分の1が外国株式・外国債券・外国REITとなっています。
米国のARCA市場にも日本を対象とする主要なETFがあります。それをご紹介するとともに、米国から日本の株式を購入することは可能です。
現況円安とはいえ、日本の資産を運用するためには、海外に一度出さなければなりません。
頭が痛いとは思いますが、投資の世界は明日のことは分かりません。
どこかで決断する必要があろうかと思います。
なお、シンガポールドルは、ドルに対してさほど変化はありません。宜しければこの資産から運用を始めてはいかがでしょう。
シンガポールのプライベートバンクにもコネクションがありますが、最低預入が円安になり2億円に上がりました。ただ、顧客として色々な提案を得るには3億円以上が必要になろうかと思います。
資産運用ではリスク許容度と期待リターンから得るアセットアロケーションが必須と考えます。また、資産運用の最重要事項は運用コストです。
アメリカでも、数多くのミーチャルファンドがありますが、むしろインデックスに連動するETFでコストの安いポートフォリオを組まれるようお勧めします。
アドバイス等が必要であれば、ポートフォリオの作成支援やメール相談もありますので、御検討ください。
小生は、日本では極めて珍しいアメリカ型のFP&投資顧問業でフィーオンリーのアドバイザーです。宜しければメールでの相談を承ります。
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
補足
申し訳ございません。ピクチャーが貼り付けられずにいたようです。お詫び申し上げます。
追記いたします。
Kaas様は米国に在住し日本に帰るご予定が無いとのこと、従いまして資産を米ドルで考える必要があります。この場合Kaas様は円安によって大きな損失を出されました。2011年の4000万円は米ドルで約50万ドルに相当します。現在は約32万ドルですので損失額は約18万ドルです。今後円安が進んだ場合には損失が膨らみ、円高になれば損失が減少します。
非居住者で数年後に日本に帰る予定が無い方の資産運用は居住地の通貨にてお考えに為りますようお勧めします。
評価・お礼
kaasさん
2015/08/13 09:25吉野様
早速のご回答ありがとうございます。
投資初心者の私にとって、いろいろなアドバイスをしていただき、大変参考になります。
おっしゃる通り、円での資産はここ数年でドルに換算すると大きな損失を生んでおります。
現在アメリカに住んでおりますが、ここが永住地になるかは未定です。その場合、やはり世界通貨であるドルを保有しておくほうがいいのでしょうか。
一度ポートフォリオを作成してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
吉野 充巨
2015/08/13 09:54Kaas様
オフィス マイ エフ・ピーの吉野です。
早速の好評価を頂き有難うございます。
通貨についてお答えします。
世界の基軸通貨は依然として米ドルであり、当面この状態は変わらないと考えております。従いまして世界各地に転居される方には、米ドルとユーロ及び居住地の通貨を保有されることをお勧めしています。当面米国に居住されるのであれば、米ドルの保有をお勧めします。
なお、小生も資産運用をしており、資産残高は常に円と米ドルの残高として確認しています。
現況、円での運用成績は良好ですが、米ドル換算は横ばい状態です。
(現在のポイント:-pt)
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