対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
現在、1999年に購入した住宅ローンを返済中ですが、一昨年から精神障害(うつ病)で休職中です。
妻の収入と私の傷病手当である程度の収入はありますが、固定金利1%から変動金利2.25%に移行してから毎月の返済が負担になっています。他の金融機関ならば1.0%以下の金利のローンもあるようなので借り換えをしたいのですが、休職中では無理でしょうか?
heiguさん ( 群馬県 / 男性 / 59歳 )
回答:2件
住宅ローンの条件変更も視野に入れましょう。
heiguさんへ
おはようございます。
金利が上がり、住宅ローンの借り換えを検討されているとお聞きしました。お気持ちお察しいたします。返済されている期間はおよそ16年ですので、残りの期間はどんなに長くても20年弱といったところでしょうか。
借り換えとなると、収入や健康状態のことについて借り入れ予定先の金融機関にお伝えする必要があります。マイホームの奥様の持ち分割合がどの程度かは存じませんが、お聞きした範囲ですと、定期的な収入についての考え方などで、要件を満たさない可能性があります。
また、借り換えには融資手数料・司法書士への費用などがかかってきます。諸費用も勘案して考えると、残りの返済期間によってはお気持ちに沿えない場合もあるかもしれません。
健康状態のことを切り離して融資実行が可能な場合は、現在ご加入の生命保険の保障額もご確認ください。
1.0%以下の利率のローンは、返済期間中ずっと変動金利のものかもしれません。固定金利の期間も確認しておきましょう。借り入れが実行できるとしても、金利が上昇した時に返済が続けられるかはご確認をお勧めします。
あくまでも一つの選択肢ですが、条件変更という方法もあります。
手数料はかかりますが、お付き合いされている金融機関を変えずに済みます。抵当権などの権利関係もそのままです。金融機関が応じてくれないことも少なくないですが、話を切り出すのは悪くないと思います。すでに、借り換えのご提案が他の金融機関から出ている状態の方が、話がしやすいです。
いずれにしても、負担になりながらも現在確実にご返済されていることが前提です。
大丈夫とは思われますが、念のためお伝えいたします。
上津原マネークリニック 上津原 章
http://www.urban.ne.jp/home/uechan/
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
-
住宅ローンの借り換えについて
heigu様
はじめまして、柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
休職中に借り換えをご検討なのですね。
今は低金利状態が続いているので借り換えができれば節約効果が高そうですね。
ただ、金融機関によるとは思いますが、正直なところ休職中の借り換えは難しそうです。
借り換えの審査は新規の申し込みよりも厳しくなるのが通常です。
傷病手当金を受け取っていても収入とみなされないことが多いと思いますね。
一度、金融機関に申し込んでもいいと思いますが、heigu様はうつ病ということですので、団体信用生命保険の加入ができないと思いますので、団信加入が任意のフラット35が対象になりそうです。
参考までに一般的に、借り換えで効果が出る条件は以下になります。
1.金利差が1%以上
2.返済期間が10年以上
3.返済額が1000万円以上
この条件に当てはまれば、効果がありそうです。
なお、毎月の住宅ローンの支払いが厳しいということですので借り換え以外の方法としては
・繰り上げ返済を検討する
・障害年金を申請する
が考えられます。
繰り上げ返済で「毎月返済額軽減型」を選択し、毎月の返済額を減らすことも検討すべきかと思います。ただ、繰り上げ返済は借り換えと違って、貯蓄が減ってしまうことになるのが気になるかもしれませんので、資金計画は慎重になさってください。
障害年金はうつ病と診断されてから、1年6か月経過後も症状が改善されていなければ対象になるかもしれません。(その他、いくつか条件があります。)
ただし、障害年金申請には担当医の診断書が必要になってきます。
障害年金を受けれるかは担当医が「この人には障害年金を受け取ってほしい」と思ってもらい診断書を書いてもらうことが重要です。
診断書の書き方によって大きく変わりますし、近年では障害年金申請者が増えてきていて受け取るのが難しくなってきていますので、しっかり担当医といい関係を作っておく必要があります。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
柴垣FP事務所
代表 柴垣和哉
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A