回答:2件
断食をするには、準備が要ります
断食はいきなりしても、必ず失敗するでしょう。
何故なら、空腹に耐えられるだけの体にする準備が必要だからです。
断食期間を楽に感じられる様になる方法としては、食生活を玄米菜食にするなどベジタリアンとしての生活が、最低一ヶ月以上必要と言われます。
(肉類・魚介類・卵などを始めとする動物性食品の他にも、精製された小麦粉等や・砂糖・乳製品、バター・ラード・動物性の出汁なども完全に止めます)
体はとてもデリケートなので、そこから更に少しづつ食べる量を減らして行き、体を「飢え」に慣れさせる準備期間が必要なのです。
そうして徐々に体の中をクリーンにしてからでないと、断食はとても辛く「飢え」としか感じない様になるので、その本能に意志で立ち向かう事は至難の技ですし、
素人が生半可な知識でおやりになると、必ずリバウンドや体の反動作用で、逆に痩せにくい体質になる方も多いので、私はダイエット法としてはあまりお勧めは致しません。
健康の為に「内臓を休ませる」という発想ならば、又別ですが。
安全なプチ断食の方法としては、
例えばもし1日3食頂いているなら、まず2食にされたり、それに慣れたら1食にと、徐々に減らして行く「先を急がない」方法や、
一日~数日間、野菜ジュースなどを食事代わりにして、固形物を摂らないで過ごす「楽に感じる断食法」というのもありますが、(水だけの断食もありますが、結構ハードに感じて断念される方も多いと良く聞きます)
何をするにしても、食事の量を少しずつ減らすなどの準備期間が必要ですし、人間の体は「飢え」に強く反応し、保護する本能が働きますから、
体に食べ物が入って来なくなると、それに順応する体質に変化して行くので、結果的には逆に太り易くなる可能性も有るという知識は必要です。
ちなみに、もし本気で一週間以上の本格的な断食をされる場合は、必ず指導者の元で行わないと、時には命に関わる大変危険な事になります。
(※断食期間が長ければ長いほど、少しずつ食べる事を戻して行く期間に、必ず物凄い食欲に襲われる時期があり、そのまま本能に従って食べると、断食に耐えた内臓がビックリして、"死"に至る場合もあるという事は良く知られています)
さきほどご説明させて頂いた様な「プチ断食」でしたら安全ですし、内臓も休まりますので、美容にも健康にも役に立つと思います。
「一日一食抜きで3日間=一日断食した事になる」という様な発想で取り組まれた方が、断食は成功し易くなるでしょう。
評価・お礼
佐々木さん
2015/02/01 18:53回答ありがとうございました。
そんなに準備があるものだとは思ってもなくて驚きました。知れて良かったです!
これからは、あまり思い詰めずプチ断食をしたいと思います。まずは、夜ご飯を抑えて慣れてきたら食べないようにしたいと思います。
頑張ります!
大園 エリカ
2015/02/01 19:51アドバイスを参考にして頂いて幸いです。
食のコントロールはどなたにとっても難しいものですね?
知識が乏しい間違った「断食」がキッカケで、そこから拒食症や過食症に陥る方も多いと存じておりますので、
やはり、おやりになるなら「穏やかなプチ断食」が安全で長続きするコツだと思います。
人によっては完璧主義から「自分は意志が弱い」と罪悪感を持ってしまい、心が不健康になるケースにも成り得るのが「断食」というものの側面でもありますので、
楽しみながら実行できて体も心も心地好く、ご自分が好きになれる方法を選ばれた方が賢明です。
お返事と評価をありがとうございました。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
ダイエット方法と食事
こんにちは!パーソナルトレーナーの佐久間健一です。
食事は生命維持のためにも必要不可欠なものです。
また人間の3大欲求の一つでもあります。
このことからも断食は続かないが当たり前のことで
意志が弱いからではありません。
ダイエットは消費カロリー>摂取カロリーで決まります。
このことから、摂取カロリーを減らすことが注目されますが、
単に食べないことではなく内容やタイミングが肝心になります。
例えば
〇毎食にタンパク質を摂る
→カロリーの30%を熱として消費、基礎代謝の向上
〇朝起きてすぐ食べる
→午前の遅い時間の分泌される基礎代謝を減らすホルモンへの対策
〇遅い時間の食事は避ける
→夕方時5以降は副交感神経優位により吸収が良くなるため
等を守っていけば食事内容をそんなに減らすことなく
ダイエットすることは可能です。
食事は365日のことなのでご参考にしてください。
ダイエット応援しています。
回答専門家
- 佐久間 健一
- (東京都 / ボディメイクトレーナー)
- ボディメイクスタジオCharmBody 代表
モデルボディメイク
2016ミスユニバースジャパン日本代表公式コーチ2016ミスユニバースジャパン日本大会BC講師。元ミスワールド日本代表ボディメイクトレーナー2016ミスインターナショナル世界大会公式パートナー
(現在のポイント:-pt)
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