対象:ペットの医療・健康
こんばんは。 16歳の雌猫です。
昨晩に、右前脚の付け根あたりに大きめの膨らみを見つけて、触っても痛がる素振りなどなく、食欲もあり普段と変わらない感じだったんですが、ネットで色々検索して心配になり、今日動物病院に行ってきました。
だいぶ腫れていますね。から始まり、注射を腫れている部分に射して細胞?をとったのを検査してもらったら、悪性なものはありませんが、急に腫れが大きくなられたとの事なので、レントゲンと血液検査もしてもらいました。
血液検査の結果は後で書きますが、レントゲンでは水や膿がたまったのではなく、おそらく脂肪種だろうとのことで、確実に検査するなら手術で全部とってしまって、病理解剖するしかないとの事でした。
とりあえず、今日は2週間ほどぶっとおしで効く抗生剤を注射してもらい、帰ってきました。
その2週間で腫れがひけば手術はしないほうがいいですか?また、現状維持な場合はどうすればいいですか? わかりづらい文で申し訳ないのですが心配なのでご助言お願いします。
血液検査結果
赤血球容積 41.4 赤血球 7.63 血色素量 12.6 白血球 7700 血小板 22.2
生化学検査
ALT 54 ALP 182 TP 7.4 Glu 100 BUN 28.8 Cre 1.5
です。よろしくお願いします。
オパウさん ( 奈良県 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
Re:猫の右前脚の腫れ。
返答が遅くなり申し訳ありません。
皮膚にできる腫瘤の代表的な原因には、炎症、腫瘍、膿瘍、脂肪腫(良性腫瘍)などが挙げられます。細胞診(腫瘤に針を刺して細胞を取る検査)ではおおまかにこれらを区別することが出来ますが、確定診断を下すためにはやはり腫瘤を摘出して病理検査をするしかありません。
腫瘤が腫瘍である場合は早期の外科的切除、診断が第一にすすめられます。細菌感染による炎症や膿瘍である場合には抗生剤や消炎剤の投与によって治療します。脂肪腫は脂肪組織の良性腫瘍で害はほとんどありません。無治療か、もしくは外科的切除を行います。
今回抗生剤を投与したことで腫瘤のサイズが小さくなるのであれば、原因として細菌感染による炎症や膿瘍が疑われますので内科治療を継続していけばよいかと思います。また、腫瘤のサイズが変わらないもしくは大きくなるのであれば腫瘍を疑う必要があります。猫での脂肪腫の発生は比較的まれですので全身状態に問題がなければ外科的切除、病理検査を検討されてはいかがでしょうか。
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