植栽をなくしてしまいたいが、その後どうしたらいいか

植栽がメンテナンスが大変なので、なくしてしまいたいというご要望はよくお伺いします。
エコをお勧めしている業界としては、さみしい限りですが、お住まいいただいている方の不便さもよく分かります。

さて、植栽や生垣を全くなくしてしまうと、なんとなくもの寂しさが出てしまうので、できれば少しくらいは残していただければと思うのですが、刈り取ったあとは
いくつも方法がございますので、その一部をご提案させて頂きます。

１．ブロックを２～５段積み上げて、上にフェンスを設置する方法
ブロックは普通のブロックから化粧ブロック、塗り壁まで種類があり
フェンスはメッシュフェンスから、目隠しフェンス、おしゃれな木目フェンス
アルミ鋳物フェンスなどございます。

２．土の面からフェンスを直接設置する方法。
例：リクシルのプログコートフェンスやプラスＧなど

３．ブロックとフェンスを挟み込むような方法。

４．ブロック塀だけをデザイン的におしゃれに工夫しながら設置する方法。

５．レンガ塀を作る方法

６．屋根を付け、オプションの前面ｽｸﾘｰﾝを付ける方法
例：リクシルのサンクテラスＦタイプなど

７．サンルームを設置する方法。
例：ココマ、フィリア、サンクスペースなど
などがございます。

北側の屋根は幅が１ｍでも85ｃｍでも設置は可能です。
真上から見た時に屋根の形を台形に加工できる屋根も各メーカーより
販売されています。
代表的なメーカーはリクシル、三協アルミ、ＹＫＫＡＰがあります。

自転車置き場にして頂くのに、コンクリートはよい方法ですが、
雨が降ったときに水がたまらないように、排水計画をよく設計段階で考えて
もらってくださいね。
また、細い部分にコンクリートを設置すると、ひび割れが起こりやすいという
デメリットもあります。防ぐためには鉄筋ﾜｲﾔﾒｯｼｭを入れたり、伸縮調整目地を
設けたり、砂利目地や草目地を設けるなどという方法はありますが、
１００％ではありませんので、デメリットもよくご理解のうえでご採用下さい。
弊社では防草シートと砂利の設置や部分的にコンクリートにする方法や
インターロッキング、平板を設置する方法をお勧めしています。

補足へ続く