対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分の考え方と長期ポートフォリオ理論から
マサヤン様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
解約の前に、投資・運用の方針をお考えください。
例えば、リスクをどの程度取れるのか、リターンをどの程度期待するのか。それにより、国内外の資産配分がある程度固まります。
また、国内と海外の比率、そして新興国のファンドの比率は10%程度にするなど、基本事項をお決めください。
また商品選びも、他分配型は税の繰延べ効果も得られず、分配するための費用も掛かり資産形成には効率的ではありません。またバランス型ファンドは信託報酬が高めでrtoご自分で対象資産に対応したインデックス・ファンドを購入することで、買付手数料や信託報酬が低くできます。
これらのことを確認されてからリバランスと再資産配分をされるようお勧めします。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されています。
私は、今回のリバランスに際し、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式、4資産クラスへの分散投資をお勧めします。
例えば、4資産に均等配分では、期待リターンは4.3%、標準偏差(リスク)は8.7%で、年間の運用の68%は-4.4%〜+13.0%の範囲にはいり、95%の場合(20年に1回程度)には-13.1%〜21.7%の範囲とされています。リスクを抑えるには日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックス・ファンドはインデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、創出されたものでファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、資産配分方針に基づき、保有資産の再配分と毎月積み立ては現状のインデックス・ファンドの購入のご継続をお勧めします
私のHPにインデックス・ファンドを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
なお、来年1月10日にこれらのことをテーマとしたセミナーを開催します。
宜しければご参加ください
下記のコラムに詳細を掲載しています。
http://profile.allabout.co.jp/member/modules/weblog/post.php?blog_id=43421
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
今年春頃から初心者ながら投信を始めました。
子供の教育資金にと思って始めまて、最初は順調に増えて
いましたが、金融不況につれ今では3割減となり
今後どうしたらいいものかと頭を抱えています。
内… [続きを読む]
マサヤンさん (神奈川県/40歳/女性)
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