不景気を別の側面から見てみる。

KUSMIさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

確かに厳しい状況には違いありません。でも、株価の急落、雇用環境の悪化といったことでは、10年前や6年前の状況とよく似ています。
今日のようなことは、何年に1回かは分かりませんが、これからも起こります。ということは、好転することもあるということです。私が資産運用をしているお客様に今お話していることは、
「石の上にも3年」
という言葉です。世界の株式市場が3年連続で下げ続けることはないとは言いませんが、まれなことです。

不景気であっても、物は動きます。円高メリットをうまく活かして、海外旅行の予定を入れる方も出てくるでしょう。ブランド物を安く買う好機ともいえます。
薄型テレビやデジカメなどといった高価なものも、思ったよりも安く手に入るかもしれません。企業が判断ミスに気づいたときにまず行うことは現金を回収することです。だから、赤字を出してでも早く物を売ろうとするでしょう。

家計管理で言うと、メリハリが大事になってきます。絞ることが出来るものは絞る。そして、KUSMIさんの気に入ったものをリーズナブルな値段で買ったり、海外旅行等のライフイベントを早めるためのお金に使います。資産運用を始めてもよいでしょう。

気持ちの面では、自然体でいることが何よりも大事です。