対象:経営コンサルティング
不況期こそ、会社、事業ビジョンが必要になります。
BSNの阿比留と申します。
敢えてこの時期に事業ビジョンについて確認したいと思い、ペンを執りました。
本来、事業ビジョンとは、会社を経営する上で、とても大切なことです。
例えば、大手自動車産業や大手日用品メーカーでも、○○ウェイといった小冊子を
会社の全員に配り、会社の方向性、原理原則を皆でいつでも共有できるようにして
います。
翻って、中小企業の場合ですが、やはりこの点が甘く、会社ビジョンはもとより、
事業ビジョンを作られている方が少ないと思います。
この違いは後々、会社全体にボディブローのように効いてきます。
中小企業の場合、これがないため各自、このような不況期には特にバタバタして
やるべきことを見失いがちになります。
やはり、企業が小さいうちから、まず会社ビジョン、そして事業ビジョンをもち
ましょう。創業者のビジョンを活かしながら、2代目、3代目が手を加え、皆に理解して
もらうことにより、会社を支える従業員の士気が向上するのです。これが、会社発展の
源です。
現実的には今は、運転資金確保で動かなければならないならない経営者の皆さんが多い
でしょう。しかし、金融機関から融資を受けるときも会社、事業ビジョンがあった
方が絶対有利です。
今は、人生でいえば、冬、それも真冬の時期、厳しいのが当たり前であることを
再認識してください。
だからこそ、会社、事業ビジョンに時間を割いてください。まず、それがない内は
銀行から厳しい評価を受けることも覚悟ください。
随分と夢のないお話をしてしまいましが、でもこれが現実です。金融機関からの枠が
なければ動けないのです。なんとか、御社の夢を現実に少しでも近づけるビジョンを
つくりませんか?そうすれば、必ず希望は湧いてくるのです。
随分と失礼なことを申し上げました。何か、ご質問があればお寄せください。
2,3日かかる場合もありますので、その点はご容赦ください。
ありがとうございました。
abiru@abs-net.jp
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建築関係の専門工事業の役員です。
設立して2年を迎えようとしていますが、設立当初の目標も曖昧だったせいか、会社の行く末が定まりません。
しかし、設立当初の予想を反し、業績は好調。競合店との差別化と… [続きを読む]
さのまささん
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