対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
個人が簡単に行えるポートフォリオ運用
- (
- 5.0
- )
はじめまして、FPの岩川です。
長期投資を前提としていくつかお答えします。
長期投資の場合は、複数の資産(株式や債券)に分散してポートフォリオ運用することが基本になります。
●個人が簡単に行えるポートフォリオ運用を、2つご案内します。
■1.ポートフォリオ運用の効果が得られるバランスファンドを購入する。
バランスファンドは、資産形成で最も重要であるバランスの修正を行ってくれますので、購入後のメンテナンスが不要で「手間なし」のメリットがあります。
一般に多少コストが高めではありますが、リバランスの効果を考えれば理解できるでしょう。(高コストバランスファンドもありますで、くれぐれもコストは確認しましょう)
ちなみに現在積立中のバランスファンドは、インデックスファンドで構成されているため、比較的バランスファンドでは低コストです。
また、検討中の一括投資もこのファンドに絞って行っても良いと思います。
このバランスファンド一本に絞りこんで、今後の資産をつぎ込んでも、複数の投信を組み合わせた場合と運用結果は、基本変わりません。
(なぜなら、インデックスで構成されているからです。)
■2.複数の投資信託を自分で組み合せて購入する。
きめ細かい分散投資を低コストで行える半面、メンテナンス必須です。
運用計画を守り切れないと、運用の途中で「何をどうすればよいか分からない」「値動きに左右され売却する」など結果を出すのはとても難しいものです。
専門家のアドバイスが必要になります。
しかし、ライフスタイルなど、環境の変化により、投資目的を、自在に変更できます。
できます。裏を返せばバランスファンドは、環境が変わっても投資方針は変更できないデメリットがあります。
30代など、環境変化を考えると投資方針が変更できる方がよいかもしれません。
補足
※ポートフォリオ運用で重要なのは、
・ご自身のライフスタイル、運用期間に合わせたポートフォリオが作成できるか。
・ご自身のリスク許容度(価格の上下による苦痛を受け入れられるか)に合わせたポートフォリオが作成できるか
・実行後のメンテナンスが計画通りに行えるか
ということになります。
投資信託の選択が重要ではなく「ライフプラン」(計画)や「方法」が大切ということです。
投資信託選択の考え方。
http://www.toushinmkt.com/toushin/index.html#Q18
ご不明な点、具体的なことがあれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
まーくん さん
回答ありがとうございます。確かに環境変化を考えると2番目の方がいいのかなと思いました。
老後の不安だけでなく身近な環境変化も考えポートフォリオを組みなおそうと思います
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
こんにちわ。私は34歳独身派遣OLです。これからの運用についてご相談させていただきます
現在500万貯金があります。内訳が
ネット定期(1年利率1.1%)100万円
ネット積立定期(月1万円利率0.85%)1… [続きを読む]
まーくんさん (大阪府/34歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A