対象:家計・ライフプラン
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老後資金の準備について
スパークル様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
自営業の方でも老後の年金を準備する方法はいろいろありますよ。代表的なのが、国民年金基金でしょう。テレビで宣伝してますね。その他に、小規模企業共済や個人型確定拠出年金があります。
マニアックですが、国民年金基金に加入中でなければ、付加年金というのもあります。付加年金は国民年金の保険料に400円上乗せして支払うことで、「200円×付加保険料納付月数」の金額だけ上乗せした年金を毎年受け取ることができ、しかも終身受取のため、2年で元が取れてしまうというものです。もっとも、お小遣い程度しか年金は増えませんが。
上記の掛け金は、所得税・住民税において、全額所得控除ができますので、事業所得が大きい場合は、節税メリットも生まれます。
それから、一番効果が大きいのは、働くことです。その観点から言えば、自営業のメリットは、定年制がないことです。引退するかしないかは、年齢にかかわらず、すべて自分で決めることができます。
私も自営業ですが、仕事の性質上、簡単に引退することができないため、生涯現役で働くつもりでいます。とにかく、健康が第一です。お互いに頑張りましょう。
補足
追記拝見しました。
4人家族で、毎月40万円の貯蓄ができるとのこと、素晴らしいと思います。ご主人が承継したご両親の事業は、かなり地盤がしっかりとしているようですね。国民年金基金、個人型確定拠出年金、小規模企業共済の選択については、節税メリットとの兼ね合いで決めると良いでしょう。
ちなみに、所得税は、超過累進税率といって、所得が高くなるにつれ、段階的に税率も高くなっていきます。プランニングとしては、所得税の高率負担部分を削るカタチで、公的な年金制度の掛け金を決め、教育資金として、積み立て投信を増額する組み合わせではいかがでしょうか。
なお、3年後のマイホーム資金については、投資リスクは取れませんので、銀行預金で確保する必要があります。
以上、ご参考にして頂けると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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よろしくお願い致します。家族構成は夫34歳・子供(5歳3歳)4人家族です。主人は2月に親の仕事を継ぎ自営業です。年金がほとんどない状態ですので、老後のことや子供の学費や結婚資金などのことも考えて… [続きを読む]
スパークルさん (大阪府/31歳/女性)
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