対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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国内外の債券と株式への長期分散投資をお勧めします
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きよぽん様 初めまして。CFP(R)の吉野充巨です。
着実に資産形成されたご様子でこれからが楽しみですね。
高配当株の代表として東京電力を選ばれた由、配当の期待は出来ます。でも集中しすぎるのはリスクを高めますので、高配当株の中から他の業界のものを選ばれるようお勧めします。今回の地震のように思わぬ事故が発生するかも知れませんので、分散をお勧めします。
既にご存知とは思いますが、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配布分によって決まるとされています。分散投資の要として、私は1.定期預金、2.日本債券3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式の5資産への配分をお勧めします。(何れご実家に入るため不動産は除いています)
この5資産クラスに資金を均等に配分した場合、期待リターンは3.5%、リスクが8.0%のバランスが取れた資産配分が可能です。1969年から2006年までこの配分で保有した場合は7.0%の平均リターンでした。
きよぽん様の投資方針に合わせ、夫々の資産の配分を変えることで、期待リターンとリスクを抑えることができます。例えば、国内に定期預金に30%、国内債券に30%、国内株式に10%、外国債券に20%、外国株式に10%では期待リターンが2.7%と試算されます。
従いまして、現在保有されている定期預金2500万円+日本株式500万円+今回の余裕資金600万円=合計3600万円の資産配分を最初に決め、数年かけて運用方針に沿った配分に組み直すようお勧めします。
当面は、国内の株式をお持ちですので、外国国債と外国株式への投資をお勧めします。
長文になりましたので追記いたします
補足
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
私のホームページに資産配分シリーズとして、資産配分検討表、企業年金基金の資産配分例を、上場投信シリーズとして、外国債券、外国株式を対象とするインデックス・ファンド、日本で購入できるETF(上場投信)を掲載しています。宜しければ参照下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
なお、金融資産設計はライフプランと運用方針等の刷り合わせを行った上でご提案いたします。
評価・お礼
きよぽん さん
吉野先生
ありがとうございました。
休日にも関らず、迅速な回答、心より感謝しております。
いろいろと再質問をと思っておりますが、今日は何分
時間も時間なので、(子供の夜鳴きがひどいので毎晩21時には寝ている状況です)近日中に再質問とご相談させていただければと思います。
取り急ぎお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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きよぽんさん (東京都/29歳/男性)
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