対象:新築工事・施工
工事中のトラブルへの心構えの一例
東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
昨日の今日というかなりお急ぎのご質問。取り急ぎで回答させていただきます。
文面からは詳細不明ですが、明日の打合せに向けて目下大切なことは、打合せで聞いた聞いていない、打合せと図面が違う、ベランダ巾が要望と違うのに気が付かなかった、サインしたしない、などの経緯よりも、ベランダ巾は本当は幾つ欲しいのか、そしてそれを支える柱がどこに建ちどれだけの長さが実際必要か、という実質的な確認を優先したいただいたほうが良いと思います。柱長さの話から、下階屋根の上に束立てしてのベランダと推察されます。その場合、柱足元の防水処理さえできていれば性能的な問題は小さめで済むと思われます。お気持ち的には「損して得とれ」作戦が今回は適切かと。
以上、多少なりともご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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この回答の相談
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建設中。さん (茨城県/34歳/男性)
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