対象:住宅設計・構造
角倉 剛
建築家
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具体的な事例をお伝えします。
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狭小地での設計事例が多い、事務所です。
似た過去の2事例の概略をお伝えします。
細長い狭小地で目一杯作った耐火建築物の事例です。
建物を造る上での条件が厳しく、そこそこ割高となります。
A
入船の家(2006年竣工)
敷地面積39.17平米(3.3×11.8)
地上3階建・鉄骨造、エレベータ無し
延面積30坪弱 坪単価102万/平米(税抜)
http://www.smkr.jp/index.html?page=works&id=irifune
B
YKビル(2004年竣工)
敷地面積59.39平米(4.5×13.2)
地下1階地上7階建・鉄骨造、エレベータ有り(但しエレベータは別途発注でした。その額を示す資料は手元にありません。)
延面積120坪弱 坪単価92万/平米(税抜)
http://www.smkr.jp/index.html?page=works&id=yk
A,Bとも複数の見積もりをして、減額を大分おこなった結果の額です。
Bの場合は、スケールメリットがある(面積が大きい)ので、Aに対して坪単価が安くなっています。
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敷地状況にもよりますが、やはり工事の都合上多少は隣地から離す必要がありますので、
今回の土地36.62坪に対して目一杯作るとしても、建築面積(=ワンフロアーの面積と概略考えてもらえれば良いと思います。)31~32平米(9.5坪程度)でしょう。
従って5階を目一杯作って、47.5坪ぐらいだと思います。
やはり、税抜き100万+α程度の坪単価をベースに工事費を考えられた方が良いと思います。
尚、このところ資材が高騰していることも考慮された方がよいと思います。
また、他の方が言われてますように、エレベータや階段の配置が、計画のキーとなると思います。
ご相談があれば、承ります。
角倉剛/(有)角倉剛建築設計事務所
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http://www.smkr.jp/
渋谷区代々木4-19-14ニューハイツ切り通し301号室
評価・お礼
funachan さん
2014/02/06 12:37
ご回答いただき、ありがとうございました。
事例も添付してくださったので、具体的なイメージを描くことができました。
狭小住宅では、直通階段(避難用)とエレベーターレイアウトがキー
ということがよくわかりました。
また、ご相談に乗っていただければと思います。
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