対象:新築工事・施工
断熱材
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横浜の設計事務所です。
断熱材は種類と厚みで断熱性能が決まります。
これはフラット35S(等級4)の場合の例です。
http://www.flat35.com/files/100010596.pdf
フォームライトSLはD種だったと思います。つまり等級4の厚みだということがわかります。
高性能グラスウールはこの表にはありませんがメーカーの情報ではこの暑さで等級4になるようです。
つまり性能的にはどちらも同じということになります。
しかし、確実な施工のしやすさや躯体内結露防止の方法(繊維系はビニールを室内側に張り詰める必要がある)などを考えると発泡ウレタンがやりやすいです。
繊維系でもきちんとした施工をすれば大丈夫ではあるのですが、私は発泡ウレタンを選択することが多いです。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
評価・お礼
きんたくん さん
2013/10/01 08:01
小松原先生、早速の回答をありがとうございます。
出来れば、HMには確実な施工を期待したいので、泡断熱を選択したいと思います。
泡断熱を選択した場合、換気システムについては、ダクトレス第3種換気システムでも問題はありませんか?
それとも、熱交換型の第1種換気システムの方が良いのでしょうか?
また、このHMは、透湿・防水シート(タイベックシート)が標準となっております。
これに遮熱機能を加えたタイベックシルバーも検討しています。(もちろんこのHMは、通気工法を採用しております。)タイベックシルバーにつては、どう思われますか?
大変お忙しいところ申し訳ございませんが、こちらに対する回答も、是非よろしくお願い致します。
小松原 敬
2013/10/01 12:04
群馬にお住まいということで冬の状況は地域ごとに違うとは思いますが、
熱交換器をつけるかどうかはよほど寒い地域でなければ好き好きになるかと思います。
24時間換気は義務付けられていますが、現在はVOCが出る建材はかなり減っています。
(安い家具などはわかりませんが)
過敏な体質でなければ、寒い時期は止める方もいらっしゃいます。
(火を使う暖房を気密の高い住宅の室内で使うのはお勧めできませんのでそれを前提に)
熱交換器の効率や手入れは機種によっても違うと思いますので、お好みで、という感じで良いかと思います。
タイベックシルバーは気にはなりますがまだ使ったことがなく、体感的な感想をお聞きしたことがありません。
外壁にどこまでの熱容量があるかは素材にもよると思いますし、あくまで+α的な要素ではあると思います。
熱容量が高い外壁で夏季に日射が直に壁に直撃するような環境ならそれなりの効果はあるかもしれません。
屋根面であれば効果はあると思いますが、これの用途は屋根面ではないですね。
もし採用をされるのであればどこかでレポートしていただけると参考になります。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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