対象:クリエイティブ制作
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上田善隆
広告プランナー
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プロはしたたかに生きている。どこかで。
オフィスゼンリュウの上田です。
ここではクリエーターの心得を言うつもりはありません。
紙媒体の仕事が確かに減っています。これからもその方向は変わらないでしょう。
素人がパソコンで簡単にそれなりのデザインができ、しかも安価に印刷できる時代ですから
中途半端なプロは淘汰されていきます。
それでもグラフィックデザイナーとして、やっていきたいと思うなら、企業の宣伝部に入社するのが
一番手っとり早いでしょうね。
私は電通のクリエイティブ局にいましたが、10年前にあるメーカーに呼ばれて広報部に入りました。
ここでは、広告に関することは、ほとんどのことを広告代理店にいる時以上に経験しました。
広告代理店に依頼すればコストが上乗せされるので、すべての広告物を自社で制作し、
代理店に頼むのはテレビや新聞というような、媒体を買うことだけに絞っていたからです。
企業は利益を追求します。
昔と違って、コンピュータのおかげで、人出をかけずに何でもできる時代です。
パンフレット、ポスター、新聞広告、折り込み広告、DM等を制作するのに、数名で行っていた仕事が、
今ではひとりでしかも短時間で作れてしまいます。
したがって企業は、規模にもよりますが、こういった広告のプロを一人か二人雇用するだけで
十分に宣伝活動をやっていけるのですから。
しかも外部に依頼するのではなく、内輪で相談しながらデザインできる方が、企業にとって好都合ですからね。
つまり広告のプロは死んではいません。企業に入り込んでしたたかに生きているのです。
宣伝部が未成熟の企業を狙って自分をプレゼンテーションしてみてはいかがでしょう。
これも一つの生き方だと思います。
補足
まだ書いている途中ですが、私が、ある企業にいた経験を本にしています。参考になればご覧ください。
http://bccks.jp/#B23772,P0
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この回答の相談
私は地方のデザイン事務所を経てCDジャケットやファッションの仕事がやりたくて上京し、
ここ10年程、絵やデザインなどで活動してきました。
この世界観でしか仕事はしないという見せ方をしていたの… [続きを読む]
omoshiroikotoさん (東京都/32歳/女性)
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