対象:クリエイティブ制作
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眞鍋 顕宏
コミックデザイナー
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まだまだチャンスはあると思います。
はじめまして、眞鍋アキヒロと申します。
クリエイティブ業界に限ったことではありませんが、いつの時代でも浮き沈み
はあるものだと思います。
確かに、デジタル化が進む近年においては、紙媒体の需要は減っています。
しかし将来的にゼロになってしまうことはないでしょう。
WEBやスマートフォンなど、それらは私からすれば情報を入れる箱にしか
過ぎません。デジタルであれ、アナログであれ、大切なのはコンテンツと
その見せ方。そこには素材ひとつをとっても、デザインという世界観が
必ず必要とされます。音楽業界も然りですね。
いかにダウンロード主体になったとはいえ、音楽コンテンツを売るための
ビジュアルが必要だと思いますし、それがあなたにしか作り出せないもので
あるなら尚更、一度アプローチの仕方を変えてみてはいかがでしょうか?
世の中には多くの商品や広告が氾濫し「良い商品・サービスであれば必ず
売れる」という構図が崩れ、企業はその差別化に苦労されています。
だからこそ、デジタルコンテンツは新たなユーザーを獲得する手段として
注目されていますが、決して紙媒体といったアナログメディアが軽視され
ている訳ではないと思います。
なかには広告費削減の影響もありますが、企業側は常にPR方法等のアイデア
を求めています。例えば、WEBにはできない五感に響く画期的なアイデアが
実現できれば、それはWEBに対抗出来るものになるかもしれません。
何れにせよ、今の環境下ではデザイナーも待ちの姿勢ではいけない時代なの
だと思います。
素晴らしいデザインを作るデザイナーは沢山います。しかし企業は実益を
求めている訳ですから、見た目の格好良さの前に、「そういう売り方(見せ方)
もあったのか」ということを気付かせてあげること、そして少しでも実益に結び
つけてあげることが、今のクリエイターにも求められているのだと思います。
そのような視点で、あなたからクライアント様に提案していくことができれば、
これまでと違ったカタチで仕事が生まれてくるものだと私は信じています。
またそうしないと、例えWEBの世界に進まれても、時代が変われば今と同じ
ような壁にぶつかると思います。
補足
私も、omoshiroikotoさんと同じ心境により、折角つかんだ夢の舞台を諦める人を
大勢見てきました。それは同じ業界で生きる者として寂しいことですが、同時に
ライバルが減っていると思えば、逆にチャンスだという考え方もできます。
これまでも精一杯悩まれたことと思いますが、もう一度、今自分に何ができるか、
やれることをやりつくしたかを自問自答して見て下さい。何かワクワクすることが
イメージできれば、まだまだomoshiroikotoさんにもチャンスはあると思います。
(現在のポイント:18pt)
この回答の相談
私は地方のデザイン事務所を経てCDジャケットやファッションの仕事がやりたくて上京し、
ここ10年程、絵やデザインなどで活動してきました。
この世界観でしか仕事はしないという見せ方をしていたの… [続きを読む]
omoshiroikotoさん (東京都/32歳/女性)
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