対象:子供の教育・受験
YRC-Casey
英語講師
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一目で矛盾と思われるかもしれないが
一目で矛盾と思われるかもしれないが、ヒアリング・スキルを伸ばしたければ勉強でヒアリングだけを集中しすぎないことをお勧めします。なぜなら、ヒアリング・スキルはそのものだけ伸びるじゃなくて、他の英語スキルとの相関関係で決めます。
語学の基本的のスキルと言えば、この4つがありますね:
ヒアリング/聞き取り
発音
単語
文法
この中で個人によって得意も苦手もあります。たとえば発音がきれいだけど自分で文章を作れない英語のアナウンスをしている人もいれば、英語の書類をたくさん読んでもあまり発音ができない研究者もいますね。外国旅行の経験が多くてコミュニケーションをするために数少なくても知っている単語を色々な使い方を通して文法が得意な人もいますね。
しかし考えてみるとヒアリングだけが得意な人がいません。これはなぜだろうか?
たとえば母語の日本語で会話するときに、何をして聞けたらいい?耳の形を変えてみるか?頭の向き方を変えるか?文章の最初の言葉を注目するか?それとも最後の言葉か?
どれにしても、そんなことないですね。日本語は母語だというのはつまり発音も単語も文法も全部しっかりできているってことですね。それで当たり前のように聞き取れる。
文章には別々な言葉を並べても、喋ると実は言葉と言葉の間がほぼなしで音が流れる。この点ではリスニングはひらがなだけで書かれている子供の絵本を読むみたいなものです。たとえば「わたしはおちゃをのみます」が書いていてもその単語と文法を分かっているので「私はお茶を飲みます」で通じますね。英語のヒアリングは同じく単語、文法、そして発音がしっかり分かると言われた言葉がすぐ通じます。逆に分からなければ聞いても楽器の音や動物の鳴き声と変わらなくて意味が全然通じません。
これでヒアリング・スキルを伸ばしたければ、単語と発音と文法を忘れずに勉強した方がいいです。頑張り続いているうちに自然にヒアリングも上手くなります。
補足
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TOEIC勉強法について質問です。独学で受験し、700点まで取れるようになったのですが、伸び悩んでいます。特にヒアリングのパートの点数が8割程度取れるようになってから頭打ちになっているので… [続きを読む]
All About ProFileさん
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