対象:住宅設備
藤原 誠
リフォームコーディネーター
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その前に
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磯科さんへ
はじめまして、Ric Plan officeの藤原 誠と申します。
ご質問の設計段階での事前準備としては配管などよりも「建物の方角」「屋根の勾配」など
設置した時のことを考えて設計をされる方がいいかと思います。
太陽光発電を設置した場合建物の方角は「南向き」で屋根の勾配は「30度」がベストとされています。
(ご存知かとは思いますが。。。。)
太陽光発電を設置しても変換効率以前に上記の2点はとても重要になります。
それから、屋根の下地材の厚みを2重にしておいたりして設置用のビスが原因で雨漏りをしないようにするとかはいかがでしょうか。
ちなみに今現在のセル変換効率で太陽光発電システムを選ぶ場合「サンヨー製(パナソニック製)」が高効率になるのでご参考にしていただければと思います。
※設置時のイニシャルコストは他社に比べて高いですが、5年後・10年後の発電量に伴うランニングコストではかなりお得になりますので「安さ」だけで商品を選んで設置だけはしないでください。
あまりご質問の答えとは違うかもしれませんが、磯科さんがムダなお金を使われない為にも伝えておきたい事をお答えさせていただきました。
補足
太陽光発電を設置する際に最低限3.5kw以上の太陽光発電パネルを設置することをおススメします。
サンヨー製の215Wタイプだと18枚(3.87kw)になりますが、設置面積でいうと屋根1面に23.1平米が必要になります。
それから、メンテナンススペースとして太陽光発電パネルの周囲に40cm程度が必要です。(約10.2平米になります)
※太陽光発電パネルを6枚×3段設置した場合の面積になります。
この3.5kw以上設置しておかないとイニシャルコストを回収するのに時間がかかります。
評価・お礼
磯科 さん
ご回答ありがとうございます。
屋根勾配のこと、知識としては持っていましたが、ご指摘されるまで、全く気がついておりませんでした。
大きな失敗をする前に貴重なアドバイスを頂き、大変助かります。お礼申し上げます。
藤原 誠
磯科さんへ
早速のご評価をいただきありがとうございます。
太陽光発電には国からの補助金+自治体からの補助金、余剰電力の買取り制度と優遇措置がとられていますが、決して安い買い物ではありません。
ムダなお金を使わない為に色々な人の意見を聞かれる事をおススメします。
新築住宅も同じように会社選びを間違えるとすごく後で後悔します。。。
色んな住宅会社の現場見学会を見学されて後悔のない住宅を手に入れてくださいね。
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