対象:住宅資金・住宅ローン
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現状の把握と今後の流れ
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅ローン審査の一部として、支払い能力を
判断する際に返済比率という概念を用います。
住宅ローンに支払える金額が、支払い能力の
何パーセントにあたるのかという指標です。
年収の高い人ほど、審査上の返済比率が
大きくなるのが一般的です。
通常、一般的な銀行の審査において、
返済比率30~40%くらいに設定している
ケースが多いと思います。
仮に、都市銀行では審査金利(4.25%)が最大の
三菱東京UFJ銀行を想定したとしても、
年収600万円で3200万円の借り入れ(35年)は
返済比率として29.3%となります。
実際は、支払い能力として
キャッシングの支払い枠が差し引かれますが、
それでも返済比率として35%には収まるので
特に問題にはならないと思われます。
金融機関は、住宅ローンの審査の際に、
個人信用情報機関から、
個人信用情報を取りよせて参照します。
(クレジットカードの借入、支払い状況等)
ご相談の内容がすべてであれば、
別の都市銀行に正直に申告(既存借入有りで記載)
すれば審査に通るのではと思われます。
その際に、返済予定有りとして、実際に
完済できるのであればより良いと思います。
ただ、例えば、現在は借り入れが無いけれども
過去1~2年の間に、キャッシングをした履歴のある
クレジットカードが複数ある場合には、
それぞれのクレジットカードの限度額が
支払い能力から差し引かれて、審査されます。
また、本人としては気が付いていない延滞等が
ある場合もあります。
次に、別の都市銀行で正直に申告をして
審査が通らなかった場合には、
個人信用情報の本人開示により、
現状を正確に把握しておくことを
おすすめ致します。
日本の金融機関が照会を行う個人信用情報機関は
下記の3機関です。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/index.html
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
http://www.cic.co.jp/
株式会社日本信用情報機構
http://www.jicc.co.jp/index.html
それぞれの機関で本人開示をすることにより、
現状を把握することができます。
特に問題がなければ、その情報を融資を申し込む
金融機関に添付して提出しても良いと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
tk1502 さん
大変ありがとうございました。
1社のみしかキャッシングした記憶がないので非常に気がかりです。
ご回答を参考にし、検討したいと思います。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
35歳の会社員です。
先日住宅ローンの仮審査をある都市銀行に申し込みましたが、ダメでした。
以下の条件です。詳しい方、お教えいただければと思います。
新築マンション約4,… [続きを読む]
tk1502さん (神奈川県/35歳/男性)
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