対象:新築工事・施工
関尾 英隆
工務店
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溢れ水の逃げ道をつくる
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新築半年での災難、お見舞い申し上げます。
ここ数年のゲリラ豪雨は、想定雨量をはるかに超えた雨量が短時間に降っています。雨樋、雨水排水管は想定雨量に従って、管径を設計していますが、あまりに短時間に大量の雨が降っており、排水が対応できずにオーバーフローするお話をよく伺います。宅地内の排水が間に合っても、公共下水道がオーバーフローしているケースもあります。
ご質問の内容からすると、庭がブロックでプール状になっていて、そこに雨水がたまってしまっているということですね。道路よりも高い敷地ということなので、外構ブロックに水抜き穴を設けて、物理的に水がたまらないようにするのがよいと思います。普段の雨では敷地内に浸透するようにして、浸透スピードを超える雨量の場合には、水抜き穴から道路側に排出するようにします。ブロックに穴を空ける程度であれば、施工した業者さんに相談すれば、対応してくれるのではないかと思います。
通常の雨でオーバーフローしてしまうようであれば、設計か施工上の問題が考えられますが、このところ頻発している100mmを超えるようなゲリラ豪雨に対しては、上記のような根本的に水が溜まらない様にする物理的な対策が必要となります。
お庭の下にガレージがあったりしますか?造成地でガレージの上に家が建っている場合は、鉄筋コンクリートのガレージ上部がプール状になっている場合があります。この場合は、地中内で、敷地内の排水を確保しなければなりません。この場合は、上記と対応が違ってきますので、改めてご質問ください。
評価・お礼
seasona さん
早々のご回答ありがとうございました。
早速施工業者に上記の案で相談させていただきました。
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この回答の相談
注文住宅で新築をして半年になります。
我が家は道路より高低差がある角地で、2Mの擁壁の上に家が建っています。
先日大雨が降った際、雨水枡がオーバーフローし庭中が水びたしになり、エア… [続きを読む]
seasonaさん (埼玉県/35歳/男性)
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